読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

密室にとじこめられてます

日記


 1月16日17時半。14時半から実家の書斎にとじこめられている。外出間際に物音がしたので書斎に入ったら、そのままドアが壊れて外に出られなくなった…。書斎代わりにつかっている小さな部屋でカラダが抜けられる窓はない。六畳間で南にドア(壊れてあかない)、北に窓(鉄格子があってでられない)、東が壁、西にクローゼット。 携帯は部屋の外、電源と繋がっていないノートPC(バッテリー残一時間半/無線LANでインターネット接続は可能ですが電波が微妙)、デジカメ(バッテリー微妙)、プラスドライバー、仕事で使っている部屋なので定規やペン、紙といった一式の筆記用具が手元にあります。いい脱出方法はありますか?寒い。


 18時追記。パソコンから現状を家族の携帯にメール。「家族で中華街で夕食会だから帰りは早くて22時くらいになる」とのこと。近隣在住の親族は中華街で食事をしている模様。僕はどうやら家族に含まれていないようだ。自力で脱出しなければならない。男の意地だ。

ドライバーで、ドアノブを、

外してみました。

さっきまで若干動いていたドアのなかの金具がまったく動かなくなりました。


 18時20分追記。見取り図を書いた。

南にドア。ドアの前には廊下。東は壁。壁の向こうは台所。西はクローゼット。北には窓。鉄格子あり。窓の外は庭。その先の垣根の向こうに隣家のイトウさんの家は灯かりが点いていない。留守のようだ。


東。壁。僕が描いた絵がかけられているだけ。



西。クローゼット。スーツやコートを収納。


北。窓。ブラインドでわかりにくいけど、泥棒対策の鉄枠が外側に取り付けられている。外は庭で、垣根の隙間からイトウさんの家がわずかに覗ける。窓をあけて大声を出してみたけど反応はなし。通りとは逆側にある部屋なので人通りは期待できない。使える道具はドライバー、定規、財布くらいかな。さて、どうやって脱出しようか。


 19時20分追記。道具をならべてみた。


左上から時計まわりに、財布(各種カードもはいっている)、小銭入れ(百円玉、十円玉が三枚ずつ)、ドライバー(プラス、マイナス)、綾波レイリボルテック)、消しゴム、鉛筆、ボールペン、化粧水、竹の定規、ipod。画像をみてもらえるとわかるようにドライバーの柄(?)の部分が短くて使い勝手が悪い。なにかアイデアありますか?


トライしたけれど蝶番は外れません。あと、生命の危機というわけではないので(ドアを破壊すればいいという意見もあるが)モノを破壊したり、通報とかをしないで華麗に脱出したい(家族の夕食会に呼ばれなかった上、救出までされたら生きていけない…)。

机の上に登って手を伸ばしたのですが天井に手が届きません。今、ドアの隙間にテレホンカードをいれて動かそうとしているのですが、難航中。デジカメの電池が切れました。パソコンはスリープモードにしたりして省電につとめているのでまだ余裕あり。窓の外の鉄枠はドライバーでは外せそうもないや。とにかく寒い。


20時20分追記。ブコメ参照した。

 ゲームじゃないので壁に掛けられた絵の裏には隠しスイッチはなかった。クローゼットは上下二段に分かれていて、下段のほうからは脱出できそうもない。上段から天井に抜けられるかもしれないけど、上段の間口が高いところにあるのと、長いあいだ(数年)開けていないせいか引き戸が固まっていて開けられず中の様子がわからない。今、上段と下段のあいだを突破しようとトライしたが柱と梁?と衣服をひっかけるパイプが密集していて抜けられず断念したところ。クローゼットの中にあった母親のコートを重ね着して寒さ対策。トラ柄のコートなんていつごろ着ていたのだろう。この格好では死ねない。寒い。そして、激しい尿意が!


21時25分追記。ブコメ参照した。デジカメはオンオフを繰り返すと一枚くらいは撮影できる。ライターと鉛筆削りとウエットティッシュを発見。

 ネットで壊れたドアの開け方を調べたがうまくいかない。隙間からモノをいれる方法はこのような、

状況なので難しいかもしれない。あと蝶番に関する指摘が多いが、

こういう形状をしているので蝶番自身の分解(ネジ山なし)、蝶番を扉・壁から取り外すのは出来そうもない。このタイプの蝶番の外し方知ってる人いたら協力よろしく(道具はないが)。あと、家族からメール。「夕食会盛り上がってカラオケ二次会に行く。深夜になる」。絶対脱出しなければならぬ。今、精神を集中して尿意が去るのを待っているところ。ライターで鉛筆の削りカスを燃やして暖をとろうと思う。


22時25分追記。ブコメ、トラバで示された方法は試してみた。PCの電源コードを引き出しから発見。あとお隣のイトウさんが帰ってきた(声を出したが聞こえなかったようだ)。家族からのメール。「カラオケ一時間延長した。お土産の肉まん楽しみにしてて」。…。

カード類をL字型に加工する方法は試してみたが、隙間が狭くて手持ちのカードでは紙製のものしか入らず断念した。蝶番も外れない。クローゼットの上段から天井に抜ける方法が無難だと判断した。机を移動してその上に椅子を置けば届くと思う。がそれを行うには尿意を処理しなければならない。窓からダイレクトに放尿するのが手っ取り早いが、僕の声を聞いたイトウさんが窓側から接近する可能性があり別の事件に発展しかねないので却下。というわけで制汗スプレーの容器とビニール袋を利用して、

尿瓶を作成した。これに放尿して、窓から廃棄。それから先ほど発見したウエットティッシュで手を拭いた。僕は、過酷な状況下で人間の尊厳と健康と衛生をついに守ったのだ!(画像は使用前です)。なんとかなると油断して昔のアルバムを眺めているうちに昼寝しちゃったのがよくなかったな…。ひと休みしたら机を動かして僕は、天井界へ、抜ける。


23時追記。ブコメで示された方法は試してる。ありがとう。家族からのメールはこなくなった。カロリーメイト発見。

尿瓶から湯気があがるのをみて気持ちが折れそうになったが、机を移動し、椅子を重ねてクローゼット上段の引き戸を一枚開けることに成功。キャスター付きの椅子だったためバランスを崩して転落。床に腰を強打。腰痛再発。軽いのでゆっくりなら動けると思う。疲れたので休憩中。なんだか戦争が終わったのを知らないで南の島でひとり戦争を継続していた人の気持ちがわかる気がしてきた。カロリーメイトを食べる。


23時15分追記。ブコメ、トラバは見ています。情報あったらツイッターで話しかけてくれれば読むよ(http://twitter.com/Delete_All)。壊れていると思っていたラジカセが動いた。

軍手発見。クローゼットの上段の引き戸は半分開いている。中はよくわからないが何かあるみたいだ。隣のイトウさんに気付かれるよう部屋の電気のオンオフを繰り返したりしている。イトウさんの家は僕の家側にお風呂があるのでもしかしたら気付くかもしれない。窓をあけてFM横浜を大音量で流している。寒い。腰はいける。さあ、いくよ!


1月17日0時10分追記。日がかわってしまった。もう十時間もここにいる。家族からのメール。「カラオケのあと〆のラーメン食べているから〜」

イトウさんは眠ってしまったようだ。ラジカセをオフ。窓をしめて体力を温存中。予想外の事態。机と椅子で台をつくりクローゼットの上段の引き戸を開けることには成功したが、そこには


おびただしい数のエロビデオ(言葉どおりの「ビデオ」だ)とエロ本。あ、圧倒的じゃないか。で、考えている。腰痛をこらえてこれらを床におろし、クローゼットから天井に潜入したところで本当に脱出できるのだろうか。一階と二階のあいだに隙間があるとしてその先に出口はあるのか。最悪は天井裏でさまよっているときに家族(母、弟)が帰宅、部屋をあけたときにこの、大量のエロビデオとエロ本を目撃することだ。もしかしたら他の親族も駆けつけるかもしれない。その場合、僕の地位は、夕食会に誘われない現時点よりも、墜ちる。それはいやだ。それなら天井裏で餓死したほうがいい。

で、考えた手順がこれだ→1.エロ本とエロビデオを床に降ろす。2.天井への血路をひらく。3.天井裏に場所を確保したのち、床からエロ本とエロビデオを天井裏へ輸送する。4.手順3の繰り返しで天井裏にエロ本とエロビデオを隠蔽。これならお釈迦様も気付かないだろう。さいわい、愚かな家族たちは遊びほうけているから時間的な余裕は十分ある。というわけで今から作業にとりかかるとする。いくぜ。


1月17日2時15分追記。もうすぐ12時間になる。ブコメとtwitterは読んでいるよ!ありがとう。クローゼットから引っ張り出して着ている母親の虎柄コートのポケットからノド飴発見。家族からのメール。「〆のラーメンのあとファミレスでお茶している〜」「横須賀の叔母さんを送ってから帰るけどまだファミレス」…。

クローゼット上段にあったエロ本とエロビデオを床に降ろし、天井の板を外すことに成功。アドバイスどおりにipodナノを懐中電灯替りに探索して床が抜けないスペースを発見した。先の手順通りにエロ本とエロビデオをそのスペースに上げて、天井を探索するも、足下は不安定「こえーよー」、視界不良「暗いよー」、鼠の死骸と遭遇「ぎょえー」、などなど困難を極める。歩ける範囲を探索するも、他の部屋のあかりがついてないせいか、降りられる場所を見つけられないまま、四つんばいで歩いているため腰の痛みが出てきたので、休憩をとることにした。

クローゼットのなかから、昔の

ラジコンカーと工具を発見。各種ドライバー、六角レンチ、グリスなどなど。これは使えそうな感じ。家族は横浜→横須賀→鎌倉という行程で帰ってくるから時間にはまだ余裕がある。ノド飴を舐めて、鉛筆の削りカスを燃やして暖をとったらもういちど天井に上がろう。

前提条件は、「モノは壊さず、消防等には頼らず、家族が帰ってくる前に、華麗に」、脱出。


2時45分追記。デジカメの電源が入らなくなった。電池切れ。家族からメール「今、横浜出たとこ。中華街の肉まん冷めちゃったけどチンすれば大丈夫だから〜」

家族が帰途に。彼らには近況を教えていないからもう脱出したと思っているのだろうな…。こちらは戦場だ!家族にこの姿(発掘した母の虎柄コートとケミカルウオッシュジーンズを着用)を見られたくないし、夕食会に誘われず、救出までされたら…、それじゃ、僕があまりにも惨めじゃないか…。

横浜から横須賀経由だと一時間半程度がリミットだな。今、天井裏を探索したけれど、床が薄くてミシミシするところもあるし真っ暗で出口もわからないので、仕方なく、このルートは危険だと判断し、別の方法を考えることに…。ラジコンのアンテナをL字に曲げグリスを塗ってドアの隙間にいれたらスルっと入ったのでなんとかなるかもしれない。


3時30分追記。ブコメとtwitterは読んでるよ。ありがとう!家族からメール「疲れたから横須賀のおばさんの家に泊まるかもしれない〜うっそで〜す」酔ってやがる…。

ラジコンのアンテナでドアの金具を動かそうとしたが、まったく動かない。ドアノブを外すときに強引にやったのが悪かったのかもしれない。バキって音がしたし…。母は泥酔しているようだから助けは期待できない。現状を説明すると、

こんな感じで手詰まり。あと経路あるかな?新聞配達のバイクの音がするので、近づいたら部屋の電源を点滅させてみたりしている。


4時30分追記。ブコメとtwitterとトラバは全部読んでるよ。ありがとう!30分ほど前に弟の車と思われる音がしました。

車が走り去る音がしたあとで直後に鍵を開ける音。直後にスリッパの足音。助かった。と思いきやこの部屋に足音は向かってこなかった。おそらく、

泥酔した母親は、この赤い矢印のように直線的な軌道で寝室に向かったと思われる。完全に僕は忘れられているらしい。ドアを叩き、大声を出してから、様子を伺うと激しいイビキが遠雷のように聞こえる…。駄目だこりゃ。疲れたし冷えてきたのでクローゼットのなかから衣服を取り出して羽織り、マシュマロマン状態になった。今からカーペットを布団にして眠ろうと思う。床が冷たいのであまり眠れないとは思うけどすこし休んだらまた動くよ。おやすみなさい。


7時55分追記。起きた。ブコメとtwitterを見終えたところ。底冷えで寝てられない。デジカメの電池切れで画像はないよ。

カーペットを布団がわりにしたら、床に、


収納スペースがあるのをみつけた。引き出し式の取っ手がひとつは外れて紛失、残っている一方は錆びていて動かないので、ドライバーでがりがりやっているところ。こんなのあったんだ…。母親はまだ寝ているようだ。


8時25分追記。物音がする母親が起きたようだ。携帯を持ち歩いていないせいか、メールが返ってこなくなった。

床の蓋はあいて、床下に降りられたけど、脱出路にはなりそうになかった。今から、天井を母親の部屋まで這っていって、僕の存在を思い出させようと思う。密室からの脱出じゃなくて、家族の絆を回復するために。では。


9時30分追記。状況は一変した。道具はノートパソコンとドライバー一本に制限された。母親とはコンタクト取れた。策を講じた。密室に閉じ込められているのを悟られないように、扉を開けさせればいいのだ。手順はこうだ→1.母親とコンタクトをとり外側から扉をあけさせる。2.床に開いた収納スペースに身を潜めて母親が書斎から消えるのを待つ。3.母親に発見されないように書斎から脱出。やれそうだ。

天井を這ってリビングにいる母親と会話することに成功。「もしもし俺だけど」「あんた何やってるの」「大掃除、天井裏やらなかったから今やっているんだ」「どうしたの急に」「大人だからね。ところでさ」「何よ」「書斎の扉が建てつけ悪いからちょっと開けてみてよ。たぶんカードか何かで隙間をいじれば開くと思う」「銀行のカードしかないわ。カード入れ車のなかに忘れたみたい」「銀行のカードと孝行息子の言葉はどちらが大事よ?」「銀行のカード」…。というやりとりを経て、僕は天井から床の収納へ身を潜めたのだ。いつ扉が開くかわからないのでパソコンを持って。

あっさりと扉はひらいた、らしい。足音が頭上まで来た。なにかゴソゴソと物音がしてそれから足音が書斎が離れるのを確認。よし、と収納から脱出と思ったら、蓋があかない。正確にいうと、少しは押しあがるのだけど、なにか圧力がかかってそこから上にあがらない。机を元の位置に戻すような物音はしなかったから、どうやらカーペットを上にかけられたようだ。今、僕は床下に閉じ込められている。足下が寒いけど、母親のセーターで足首を包んでビニールをかぶせた特製靴下があるからまあ大丈夫。


10時10分追記。玄関脇の軒下の穴(幅三十センチ高さ十センチ鉄格子あり)発見、そこから外界とコンタクトが取れそうだ。十一時には家を出たい(約束があるから)。助けを呼ぶのは簡単だけど、ここまできたら脱出したい。

現状はこんな感じで、

頭上の蓋は開きそうにないし、押し上げていたら首が痛くなってきた。こういう場合どうやったら蓋をあげられるだろう。床下の高さは体育座りをして拳が二つ入るくらい。母親が僕の名前を呼んでいる。天井にむかって呼んでいるせいか、声が小さい。とりあえず、軒下の穴付近を捜索してみようと思う。休憩終了。


11時10分追記。脱出に成功した。完結篇はちょっとだけ待って。コーヒー飲んで一服させて。


12時30分追記。今、僕はコーヒーを飲みながらこれを書いている。暖かいって、いい。

10時30分過ぎ、床下の収納に

閉じ込められた僕は、軒下の穴

の近くを捜索して局面を打開しようと思ったが、かなわず、収納スペースへの撤退を余儀なくされた。床下は低いので、終始四つんばいで行動していたのが悪かったらしく、お腹が冷え、猛烈な便意に襲われた。生まれる!出ちゃう!「おかーん!」「おーい!」収納の蓋を叩きながら、泣き叫んでみたものの、母親からの反応はなく、脂汗は出るばかり、これはもう、床下の土を掘って、そこに用を足すしかない、ああ、これで人間失格であるな、と途方にくれ上を見上げると、蓋と蓋の隙間からカーペットの毛足が。

蓋をクソ力で持ち上げるとカーペットを掴むことに成功。便が漏れないように、腹痛に耐えながら、慎重に、ゆっくりとカーペットをずらしていった。蓋の辺の半分ほどまでズラしたところで

便が漏れないように細心の注意を払いながら、蓋を押し上げると、開いた!速攻で、穴から飛び出し、書斎を離脱、トイレに突撃した。こんなに真剣に物事に取り組んだのは初めてだ。さいわい、母親は二階で洗濯物を干していて僕の一連の行動に気付かなかったらしく、僕の消息がどうなったのか気にならないってのは親としてどーよ、とか思ったけれど、命に別状はなかったし、エロ本とエロビデオは天井に隠蔽できたし、ま、いいか。さすがに、「お土産の肉まんチンして食べなって」言われたときは脱力したけどさ。

twitterhttp://twitter.com/Delete_All)で呟きながら行動したんだけど、これ孤独にならなくていいかも。実際、twitterやブコメやトラバで教えてもらった方法を試すこともできたし、なにより、精神的に楽だな。話しかけてくれたみんないろいろありがとう!


トップをねらえ」の最終回のようだ
(1月25日追記 このときの僕のつぶやきがまとめられてます!→http://twitter.g.hatena.ne.jp/maname/20100119/1263700221

いろいろあったけれど、目標であった「モノは壊さず、消防等には頼らず、家族が帰ってくる前に、華麗に」脱出はほぼ完璧に達成(家族が帰ってくる前には家族に気付かれていないという点でほぼオッケーでしょう)。パンツを少々汚してしまわなければ、最高だったのだけど、ま、しょうがない。ケセラセラ


で、あれこれシャワーを浴びたりして書斎のドアがどういう状況なのか確かめようと書斎にいくと、母親によってドアは

いいかげんな修理がされていた。オカン、ノブの付け方が逆だよ!


僕はロックだけれど、ロックされないように生きていきたい。そう、強く思った。


(了)


1月18日23時追記 脱出から一夜。番外篇「どうして密室はつくられたか?」

久しぶりの実家だったので知らなかったのだけど、書斎のドアはおかしかったらしい(母親談)。ドアノブを回しても引っかかるような感蝕があったので、これはマズイと思った母親は、バンソウコウで、

ラッチを押し込んだ状態に固定した(上から二枚目の写真にバンソウコウが映っているのがわかるだろうか?)。別の方法があったと思うのだけど、母親はバンソウコウ主義者らしい。状況を知らない僕が書斎に入ろうとしたときには、このように、

バンソウコウはちぎれていて、(廊下側からバンソウコウはみえない!)僕が書斎に入りドアを閉じたときに、

押さえのなくなったラッチが押し出され、もともと調子の悪かった機構が完全にイカれて、ロック!密室の完成というわけ。で、僕の苦闘を知らない母親がまたまたバンソウコウでドア修理をしているのが頭痛いんだけど、どうしてバンソウコウ主義者になったのか、その理由をちょっと訊いてみたい。ガムテープもビニールテープも実家にしっかりあったよ…。

(了)