僕が伏しておるあいだに自由民主党を辞めた人たちが新しい政党を結成したらしく、そのせいで甚だ迷惑を被っている。実害がなければ、新聞の二面に踊る新政党の名称を、俗だ、媚びていやがる、大衆的だ、政の名前じゃない、一笑にふしておればよいだけのはなしだが、じつに不愉快な事態になっており、忍耐の限界点に達したのでここらで釘を刺しておかねば、生命の問題になりかねず、休みにもかかわらずパンツをはきパソコンを起動した次第。諸兄は、僕がこういった政治的な文章を書くのは本意ではないと理解されたし。
ことの発端は新政党(苦笑)の構ってちゃん的な(苦笑)若者を狙った（苦笑）ちゃんちゃらおかしいネーミング(苦笑)にある。「たちあがれ日本」(苦笑)とは。なんか老人に陰茎さすられそうなイメージ？（苦笑）、ソフトオンデマンドの手コキクリニックシリーズの新作タイトルみたいな↑（ギャル系あがり口調で／苦笑）、少子か対策ってか（苦笑）、笑止(苦笑)。
って無視できないのは、インポテンツを公言し、インポの地位回復のため闘争している僕に対して、「貴様、決死に闘争している全国のインポテンツズ同志のため、いま総勃起せんでどうする。精神の海綿体まで壊死したか。腰抜け。偽善のヰタ・セクスアリス」、というような、きわめて平穏な、愚連隊な、言いようで新政党への参加を促す、友人知人他人からの問い合わせ電子書簡が殺到、拙らくらくほんが火を噴いて爆砕したからである。
ほっほ、合点承知の助。って、ことはイージーにすすめてはならない、この国は民主主義だからね。届けられたメッセージを公開して諸兄の判断を仰ぎ、政治的性的な判断をしようと思うところである。独身インポ課長という役職上、二次元的なお友達からのお便りが多いが同情はいらない。ただ、求ム。真摯な意見。
「勃っちゃん…」
（朝倉南さん／新体操選手／スナック南風）
「やっとモーターのコイルがあったまってきたところだぜ」
（金田某さん／バイブ職人・元健康優良不良少年／ネオ東京）
「勃て、勃つんだ、序序〜」
（丹下某さん／アル中／住所不定）
「お、ね、が、い、勃っち！勃っち！コックにタッチ！」
（岩崎良美さん／ドーベルマン歌手／東京都）
「勃った！」
（ハイジさん／ニート／南アルプス市）
「勃った一つの命を捨てて…」
（キャシャーンさん／新造人間さん／TOKIO）
「悲しみを怒りに変えて、勃てYO！コックリング！」
（ギレン・ザビさん／独裁者／ジオン公国）
以上、新党「たちあがれ日本」結成に触発され送られてきた激励文である。諸兄らに問う！僕はどのようなスタンスでいくべきであろうか。
