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Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

ブログは本当につまらなくなったのか。

ブログは本当につまらなくなったのか。最近、僕の観測範囲だけなのかもしれないが、個人ブログが面白くないという言説をよく見かけるようになった。僕はウェブ日記を15年書き続けているのでそれが事実だとすれば少し寂しい。だが安心してほしい。結論から言えばブログはまったくつまらなくなどなっていない。


個人ブログが面白くないと言われるようになったのは、ブログでお金を稼ぎ、報告するブロガーが増えてきたあたりからだろうか(またはミニマリストブロガーがあらわれたあたり)。誤解がないように彼らに対する僕のスタンスを明らかにしておくと、僕はブログでお金を稼ぐことに大賛成である。ブログで稼げるものなら僕も稼ぎたいとさえ思っている。これだけは断言できるけど、ブログでお金を稼ぐブロガーが大量発生したのがブログが面白くなくなったと言われる理由ではない。僕はむしろブログの可能性を広げてくれたと感謝すらしている。

ただ、彼らが誰にも頼まれてもいないのに、強迫観念にとらわれたように毎月行う収支報告。あれが面白くないと思われても仕方ないだろうなとは思う。例えば「今月はウン万円を稼ぎました」という内容であれば報告にすぎないが、そこに「こうしました!」「こうすれば出来るよ」という「すごいでしょ!」あるいは「余計なお世話」的なコンテンツがあるとそれは自慢になってしまう。通常、自慢話は面白くない。その自慢がブログでお金を稼いでいるブロガー=面白くないという流れになっているのではと僕は考えている(ブログでお金を稼ぐこと自体がブログという媒体をつまらないものにしているわけではない)。これをミニマリストに当てはめれば、「私たちはこういう生活です」なら報告にすぎないが、そこに「これでモテました」とあれば自慢になり「面白くねー!」になるのだろう。


ブログはつまらなくなどなっていない。「最近ブログが面白くない」「ブログは死んだ」という声があるなら声の主はブログというものがわかっていない。ブログはもともとそれほど面白いものではないからだ。いや、むしろつまらないものだった。そもそもブログは映画や小説のようなエンタメでもないから面白いものである必要がない。つまりブログが面白くない、ブログはつまらなくなったという言説自体がナンセンスに僕には思える。


僕がブログ的なものを真夜中にシコシコ書きはじめたのは「少し友達が増えたらいいなー」という願いからが一割、日々の暮らしの中で感じる怒りやストレスを発散したいからが九割。そこにはジメジメした暗い情念しか存在せず、面白さやマネーのようなポジティブな要素はなかった。ブログとはそういうものだと僕は考えている。これからも女子大生と仲良しになれるかもしれないという淡い期待を抱きつつ、僕はクソつまらないブログなるものを書いていきたい。よろしくね。

(この文章は待ち合わせの時間を有効活用して13分で書かれたものである)