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Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

宮崎謙介衆院議員、彼こそが真のイクメンである。

宮崎謙介衆院議員が不倫を理由に議員辞職することになった。議員辞職のきっかけが、これまた代議士である奥様の出産にあわせての育休取得宣言で、その後不倫発覚からの「それで不倫とは何それお前」バッシングの嵐ゲットというウルトラE難度を決めてしまうのだから人生とは本当にわからない。しかし、男性の育休取得に対して否定的閉鎖的な日本社会に風穴を開けると期待された氏の失脚は、間違いなく男性育休取得ムードに大きな影を落とすことになるだろう。残念でならない。しかし氏への逆風吹き荒れる今こそ、あえて僕は言いたい。「宮崎謙介代議士こそ真のイクメンである」と。

 
今回の辞職の原因は、育休取得宣言からのグラドルとの不倫発覚という見事なワンツーが決まったからで、それについてはまったく同情の余地がない。しかしそのバッシングの中身は「育休を取って不倫なんてとんでもない」、その一言に集約されるけれども、道徳倫理的にはどうあれ、まるで育休取得と不倫が対立項のように語られているのにはちょっと違和感がある。育児バブバブと不倫ウハウハは決して両立出来ないことではない。「えー!あの子煩悩な旦那さんが女子大生と!」みたいな話を耳にした方も多いはず。不倫と育児の両立は出来るのだ(難易度高いが)。
 
ただ、時に現実はシビアで、冷静な判断を失わせてしまう。今回シビアになってしまった理由は、氏の育休取得に賛成した層と不倫に反感を持っている層がほぼ重なっていたからだ(おそらく女性が多い)。持ち上げた分裏切られたときの憎しみは倍増、感情は爆裂して冷静さと判断力をすっ飛ばし、育休と不倫は相反するものとされ、氏への反感は増幅されていったのである。育休がイク休。子供を育てる育がグラビア女優とイク!になってしまったのは何という皮肉だろう。(話は逸れるが、国内では絶頂に達するときイクイクイクイクと絶叫するが海外ではカミングカミングカミングカミング。そういう異文化間の「ゆく年くる年」的なギャップはなぜ生まれるのだろう。僕もイク休を取得して研究したいところだ)
 
 
先日の大物芸能人間のゲス不倫。今回の議員育休不倫。なぜ人々は不倫に対して激烈な反感を示すのだろうか。かつて不倫が重罪だった歴史が根底にあるとはいえ、芸能人、文化人、コメンテーター、一般人、皆が一様に魂を浄化されたかのごとく「不倫なんて信じられない」「不倫ゲスい」「不倫人間は死ねばいい」という言葉ばかり述べているのは実に不自然だ。現実的に不倫をしている人は相当数いるのは間違いないのだから。不倫バッシングと現実的な不倫数。そこから導かれるのは「己の不倫がバレないように著名人の不倫を叩いている」という解だ。ひとことであらわすならカムフラージュ。ベッキーと宮崎謙介は不倫界のトカゲの尻尾。僕たち私たちの不倫がバレないためにチョッキン!バイナラなのである。もし、あなたの大事な人が著名人の不倫に対して、僕のように過剰な反感を示していたら、不倫を疑い、探偵事務所に調査依頼したほうがいい。
 
 
宮崎謙介氏は政治家生命を賭して育休取得の重要性と不倫の重大さを僕たち日本国民に教えてくれた。すべてを失った彼に残された道は代議士奥様をサポートしながら子育てを引き受けること。完全なる育休ゲット。そう。彼はすべてを失ったが、大切なものを手に入れたのだ。誰が彼を敗者と笑えるだろうか。宮崎謙介、彼こそが真のイクメンなのである。
 
(この文章はとある代議士の生き様に感銘を受けて30分で書かれた)