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Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

ぼっちハロウィーンを楽しもう。

僕らはいつまで入浴直後の便意に悔し涙を流さなければならないのだろう?一時期、僕は、入浴をある意味無効化する便意に対し、再入浴を武器に戦いを挑んでいた。入浴便意入浴便意入浴便意の悪循環に陥り、パンツを汚すリスクと悔し涙を流す機会だけが増えていった。戦いはまだ続いている。昨日。日曜の夜。浮世はハロウィーン。例によって妻は週末、活動拠点を実家に置いている。つまり僕は一人ぼっち。昼間から安焼酎をがぶがぶ飲んだおかげで腹はゆるゆる。家でのゲリッピー。入浴後に猛烈な便意に襲われることは容易に予想できた。パンツを汚したくないというピュアな想い、それと妻不在という事実が僕を全裸にさせた。入浴後便意に襲われても用を足してから悠然とふたたび入浴すればいい。サザエさんを見終え、粛々と服を脱ぐ。変態ではない。世間はハロウィーン一色。僕は一人で進撃の巨人のコスプレをしているのだ。しかし仮装している当人だけが楽しんでいるコスプレをなぜテレビ局は中継するのだろう?踊らされていることと踊ることは違う。踊らされていることを自覚しないダンスは波に揺られる水死体に僕には見える。マッパになるとアッパーになるよう人間は出来ている。自然の流れで僕は自分のオスプレイを振り振り踊り始めていた。MJ。公正な手続きを経てレコ大を受賞した3代目JSBのランニングマン。水魚のポーズ。ZENRAパーカッションでぱぱぱぱーん!激しくオスプレイを打ち付ける。「真田丸」の前で丸出し。昂ぶった僕は「トリックオアトリート!(お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!)」と自身のオスプレイを握りしめて絶叫した。どれだけ昂ぶろうとも僕は弾けない。悲しいかな、僕はED、誇り高き寸止めの巨チン。汗をかいた僕は入浴した。それから予想通りの便意を全身で受け止める。突き詰めれば、人生とは思い通りにイカないことを受け止め続けることだ。舞踏の最中に妻が帰ってきたことも思い通りイカないことのひとつにすぎない。妻は、僕がちょうどオスプレイを握りしめて「トリックオアトリート!(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」と絶叫したあたりで帰ってきた。きっつー。それでも怖いものは何もないゾーンに突入していた僕は「楽しそうだね」とつまらなそうに呟くふたたび妻にオスプレイを握りながら「トリック!(イタズラしちゃうぞ!)」と声をかけた。静寂。三たび握りしめつつ「「トリック!(イタズラしちゃうぞ!)」。妻は特に何の反応を見せなかった。僕も意地があるので服は着なかった。優しい静けさが僕らを包んでいた。お互いの世界を尊重した、緊張感をたたえた美しくも静かな食卓がそこにはあった。ハッピーハロウィーン。(所要時間12分)