読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

これはテロい。

血族姻族一同から「飛行機に乗らないでくれ」と真顔で言われる。僕の高血圧、高脂血症を心配して言ってくれていると感謝の念をもって受け止めていたのだけれど、どうやら違うようでございまして、彼らは自分たちの静かな暮らしを守りたいだけのようだ。「キチキチホイホイ」「事故体質」これが血族姻族の僕に対する評価である。妻の僕に対する評価はもう少しハリウッドで「事件に巻き込まれてばかりで何もしないジョン・マクレーン」というものに落ち着いている。ジョン・マクレーンはいわずとしれたダイ・ハードの主人公、しょっちゅうテロリストに絡まれている物好きだ。血族姻族一同はトラブルに巻き込まれる体質の僕が飛行機に乗るとハイジャックに遭い社会に迷惑がかかるからやめてくれと言っているのだ。失敬すぎる。僕はジョン・マクレーンではない。反論のために己のジョン・マクレーン度を調べてみた。以下が2013年から現在までの僕に起きた怪奇現象である。

(2013年)《2月.自宅トイレに全裸で閉じ込められる》《3月.話したことのない女性同僚からパワハラで訴えられる》《6月.精液検査でしくじる》《9月.意識高い系の事業説明会で精神が死ぬ》

(2014年)《3月.健診でひっかかりウブい肛門を弄られる》《夏.店長失踪により海の家運営を任される》《9月.僕のせいで同僚が離婚》《12月.妻が自宅トイレに閉じ込められる》《12月.上司が死ぬ》

(2015年)《夏.体調不良で3ヵ月弱静養》《7月.搭乗した新幹線のぞみ号で男が焼身自殺》《8月.暴走自転車を避けて軽傷》《9月.所属する営業部が解体される》《10月.箱職人修行開始》《12月.第一次別居生活》

(2016年)《2月.転職にともなう面接の場でズボンが破れパンモロ》《4月.よく知らないブロガーに絡まれる》《春.転職にしくじる》《5月.信号待ち中にババアの自転車に突っ込まれて愛車のボンネット破損》《8月.部長に昇進、リストラ担当となり全社員の憎しみの対象になる》《8月.泥酔老人の自転車が突っ込んできて左膝全治6週間。リハビリGO》

以上である。うむ、これはテロい。僕のジョン・マクレーンぶりがいかほどか、判断は皆さんにお任せしたい。気になるのは昨年から3回も老人の操縦する自転車の攻撃を受けていたり、新幹線で前代未聞の事故に巻き込まれたり、トイレに閉じ込められるなど乗り物系密室系のトラブルが多いこと。これが《飛行機に乗ったらハイジャック》説の根拠らしい。個人的にはテロよりエロを呼び込みたいのだけどうまくいかないのが人生。「チキショー!トラブルを乗り越えて生き残るしかない!」そう決意を固める僕に妻が「そういえばジョン・マクレーンって離婚したんですよね」と言ってきて挫けそうになる。イッピカイエー、くそったれ!(所要時間13分)