Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

台風の爪あと(神奈川県西部篇)


 夕方、先日の台風で壊された橋の近くを通りかかった。橋の近くは通行止めなので、下流の土手の脇に車を停めて散歩がてら橋を眺めることにした。川面を通ってくる風はひんやりとして本格的な秋の到来を感じさせた。普段、河川沿いを散歩することなどないので、家族連れやカップルが犬の散歩を兼ねて散歩している姿は新鮮であった。土手の上の道を歩くなんてて「金八先生」の世界だけの行為だと思っていた。平和な光景だ。ピース。



 橋に到着。「明日からアタイ達どうなるんだろう?」「大丈夫。大丈夫だよ」そんな深刻さはまるでなく、野次馬が雑談しながら携帯電話で記念撮影をしているだけ。平和だ。平和すぎる。その橋の数パーセントは僕が血と汗を流して支払ってきた税金が使われているんだぞ。白い歯を見せるな。川原の石を投げつけてやる、と思ったけれど、非暴力主義の僕はそんな蛮行を実行に移すようなことはしない。ピース。



 下流側から。壊れた橋脚を隣の橋脚と比較すると、根元の部分が崩壊して無くなり、だるま落としの要領で橋が落ち込んでしまっているのがわかる。余談だけど、だるま落としって一人でやっても全然面白くない。



 上流側から。こちらからの方が被害が大きく見える。橋脚の壊れた部分は流されてしまったのだろうか。



 すぐ下流にある小田急の橋梁。あの橋が完全に壊れて流れされていたら、小田急も運休になっていたかもしれない。小田急が運休になると、それを利用する上司の小言が増え、僕のストレスが増すという負のスパイラルに繋がりかねないので、橋が流されないで本当に、本当によかった。ピース。さあ、壊れた橋を胸に、橋のように流されないように、明日からの仕事を頑張るとしよう。自称社会派ブログは明日も更新予定。