Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

愛のままにわがままに僕はメディアクリエイターを名乗る君だけを傷つけない。

時間が皆無なので10分程度でざざっと書きます。前途有望な若者のあいだで「ブロガーなんてオッサンみたいでダセー!これからはメディアクリエイターだろ!」という宣言がなされたらしい。若者が年長者をバカにするのはいつの時代も見られる現象なので何とも思わない。今年42才になる僕からみれば、年金制度を支える若者たちに勢いがあるのは、むしろ嬉ばしいことだ。

はっきりいって、ブロガーなのか、メディアクリエイターなのか、そんな肩書きはどうでもいい些細なことだ。そして会社に属するのか起業家としてやっていくのか。生き方も人それぞれだ。大事なのは他人に対してどうアピールするかではなく「自分がどうありたいか」なのだ。一度きりの人生…常識の範囲内でやりたいようにやればいい。

僕についていえば僕は「ブロガー」ではなく「フミコフミオ」として認知されているようだ(観測範囲内だけど)。個人名で認識されているのだとすればそれは唯一無二の存在ということなので、その受け取られ方が好意的であれ、アンチであれ、大変ありがたいことだ。肩書きなんつーものは課長フミコフミオが転職したら係長になるように、当人が変わらなくても、変わりうる程度のもの。大事なのは自分を持ち自分の顔と名前を持つことなのだ。

ただ、自分から肩書きを名乗るのならそれなりの覚悟は持つべきだろう。クリエイターやアーティストを名乗るのなら相応のものを作ってみせろ。クリエイターならアウトプットしたものが本当にクリエイティブなのかを問われ、批判される覚悟を持て。メディアクリエイターという呼称が反感を持たれるのは(ハイパーメディアクリエイターを自称した離婚芸人の方の影響もあるが)そういう覚悟の無さ、お気楽さが見え隠れすることと、ブロガー=年長者に対する条件反射的なアンチテーゼにしか見えないからではないだろうか。ひとことでいえばスタンスとスタイルだけにしか見えないからなんだよ。

また、僕にはメディアクリエイターという呼称自体が曖昧で没個性的に思える(先ほど肩書きはどうでもいい自分の名前を売ることが大事といったがオリジナル肩書きは大いにあり)。最近素晴らしいと思った肩書きがある。「とにかく明るい」安村さん。とにかく明るい。ポジティブ!シンプル!オリジナル!それでいて明るくしたいという意志が感じられる。敢えて僕が肩書きを自称するなら「女子大生と友達になりたい」フミコフミオになるだろう。女子大生の犬として「もっと!もっと!特別な…オンリー…ワーン!」と吠える生き方を、僕は、目指したい。

若者よ。ブロガーやらメディアクリエイターやらのくだらん議論やインターネットの魅力にとらわれて時間を無駄にするな。学生なら学問、若者なら本業に集中することだ。さもないとインターネットに魅了されて人生を台無しにしつつある僕みたいな中年になってしまうぞ。
(所要時間11分)