Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

上司の言葉をまとめてみたよ2021(今年心に刺さった言葉編)

今年一年で僕の心に刺さった言葉たちを簡単な解説つきでお届けします。これらの言霊に触れてハートを熱くしてもらいたい。

 

「お忙しいところありがとうございます。現在、コンサル乗り換えキャンペーン実施中です!」

営業電話。絶対にお前と仕事をしたくないと思わせる神ワザ。

 

「これを口に出したら今の時代ハラスメントになってしまうけど」

会社上層部の言葉。その後、自然の流れでハラスメント発言。様式美。

 

「むーん」

出社して1時間パソコンの前で微動だにせず画面を見ていた会社上層部が発していた音。「Yahoo!でも眺めているだけだろう」と思い背後からチェックしたら、パソコンの電源が入っていなかった。そこにあったのはYahoo!はなく恐怖!であった。

 

「見ろ。冷凍おせち事業は絶好調だ。こういう仕事を取るんだよ」

会社上層部からの檄。実は、その仕事を立ち上げて引き継いで販路を作ったのは僕。重度の記憶障害らしい。その事実を教えて差し上げたときの「君が忘れているかと思った」も美しい。人間のたくましさに感動。

 

「不採算部門を任せたい」

専務様からの派閥へのお誘い文句。罰ゲームかよ。「世界の半分をやろう」といったドラクエの竜王様の爪の垢を飲んで出直してほしいものである。

 

「デリバリー」「ヘルス」

健康的な食材を宅配する事業についての会議において、ホワイトボードにと書かれた言葉。違う何かが召喚されたことに気づいたのは僕だけではないはず。

 

「今やっていることをSDGsに落とし込めば変革は要らない」

SDGsへの取組みへの会社上層部の認識。世界が変わらない理由。

 

「年休取得率向上のために在宅勤務を年休扱いにすればいい」

専務のぶちあげたワンダーアイデア。案の定大炎上。社長休養中にツメアトを残すつもりがキズアトになりそうで他人事ながら心配です。

 

「社員は忘年会新年会を控えるように」

先日忘年会を開催した会社上層部が宴会翌日に出したワンダーな通達。どういう冗談だろう?

 

「明日は寒波がヤバいから出社しなくていいことにするか…」

在宅勤務に一定の無理解を示す会社上層部の言葉。実に都合のいいことを言っていて(苦笑)してしまった。南の島のハメハメハ大王メソッド。

 

「まだ私に秘密にしていることがあるでしょう」

上層部から命を受けて僕を監視している人事マンの言葉。バカなのか。お前にだけは言わねえよ。「味方じゃないからあたりまえじゃないですか」と返したらカリカリしはじめて面白かった。

 

「在宅勤務やテレワークは届出とファクシミリの自宅設置が必須」

専務のクレイジー発言。インターネット草創期に両親をインターネットに殺されて、ファクシミリに育てられたとしか思えない。

 

「在宅勤務可能者の出勤促進のために出社ポイント制を導入しよう」

専務のクレイジー発言。これだけでワンダーなのに「謎ポイントで社員を評価するつもりですか」という批判を「ただのポイントなので、評価とは完全に別」という意味不明理論でかわそうとしていてホームラン級のワンダーだった。意味なくね?

 

「今年から賞与支給日を通達しないことにした(キリッ)」

専務のクレイジー発言。「社員はだいたい分かっている」が根拠。導入の結果、各営業所から問い合わせが相次いだため光の速さで撤回。その際の「用紙節約のため」という言い訳がアホすぎて「通達はメールなので紙は関係ない」とさらに突っ込まれるハメに…。

 

「お前も専務派にならないか」「ならない」同僚とのやり取り。ほぼ鬼滅。

 

「あの店は良かった」「今度は鍋にしよう」忘年会翌日の会社上層部の感想戦の様子。将棋かよ。

 

「元凶を報告します」部下氏からの報告の冒頭の宣言。何が出てくるのかガクブルして待ち構えていたが最後まで淡々とした報告でかえって怖かった。

 

「私たちは業務を極限まで効率化デジタル化し、スピード感をもって共に歩めるパートナーを求めている」という企業ポリシーをもつ会社からのコンペ合否が封書で届きました。極限までデジタル化なの封書の宛名が手書き。

 

「テレワークで業績がアップしたから元の勤務体制に戻せばさらにアップする」

ここ数か月の会社上層部の皆様の主張。元の勤務体制に戻したら数字が若干ダウンしている現実を前にしても「テレワークで社員の能力が落ちたせい」と受け止めていた。マジで精神が強すぎる。

 

「固定電話からの電話でないと相手に信用されない」「携帯電話からの着信は信用に欠ける」会社上層部が在宅勤務に否定的なスタンスである理由。固定電話信仰。

 

「出来レースでしたね」

コンペで敗退したときの同僚の言い訳。老婆心から「出来レースとわかっているなら参加しなければいいのではないですか?時間とカロリーの無駄です。つか僕を巻き込まないでくれ」と意見したら沈黙してしまいました。

 

「朝礼をオンラインで済ませてから社員を出社させるのもいいな」

在宅勤務やテレワークに一定の無理解を示す会社上層部に「朝礼ならオンラインでも出来ます」と意見した際の言葉。老人力を侮ってはいけない。心臓止まるぞ。

 

「定刻に出勤して朝礼を行った後、希望者は帰宅して在宅で勤務しても良い」

在宅勤務と従来の出勤体制のハイブリッドを目指す会社上層部が打ち出した奇跡的な折衷案。頭痛と胃痛が止まらない。

 

「自宅で出来ることをあえて会社でやることに意味がある」

こんな言葉を会社上層部から真顔で投げられたとき、僕らはあまりにも無力なんだ…。

 

「(ショートメールならオッケー)」

日曜夜に会社上層部から連絡があるときはショートメール。ショートメールであれば許されると思っているらしい。メール以上電話未満(友達以上恋人未満的ななにか)。ちなみにメアドは知っています。

 

「フォロワー数いくつになりました?」

僕のことをTwitter初心者だと思い込んで頼んでいないのに助言をくれる部下氏の言葉。微妙な上から目線。指で3と8を示したときの「38ですか。3桁こえると世界変わりますよ。頑張ってください」も香ばしい。38×1000だけどね。

 

「在宅では上司への憧憬の念が弱くなり向上心が薄れるから」

会社上層部のいう「在宅勤務で社員の能力が下がる」の根拠。そんなアホなことを言いだす上司が憧憬の対象になるのかよく考えていただきたいものだ。

 

「気持ちで時間はどうにでもなる」

どこかのビジネスパーソンの言葉。かつての暗黒上司が毎日言っていた呪詛とまったく同じです。

 

「部長、一瞬なら誰でも熱くなれますよ」

ミーティングのラストに少しだけ熱い訓示的な話をしたときの某若手社員の反応。自由な発言は許しているけれども。許しているけれども。

 

「悪気はなかった」

社内で小さなトラブルをよく起こす人の常套句。一点突破で現状を打開しようとしているけれど無理がありすぎる。悪気の有無は問題ではないのだよ。

 

「社長にイヤな報告をするときだけはオンラインで済ませたい」

在宅勤務やテレワークへの反対姿勢を崩さない本部長の実に都合のいい言葉。直後にその口で「君からのイヤな報告は直に聞く必要がある」などと言っている。テレワークは場所に縛られない自由な働き方ですと教えたけれどそういう意味じゃねー。

 

「決められないことがわかった」

長時間の会議後の上層部の言葉。決められないことが決まって満足しているのを見て、その境地までの長い道を想い、絶望しました。

 

「自分を高く買ってくれる会社があります。部長の評価が変わらないなら、そちらに行きます。いいですか?」

若手社員(ヘッドハンティングをされたらしい)の言葉。「キミの人生だから」と言って背中を押したけど以来数か月間動きなし。まさかとは思いますが話流れた?そろそろ上司として背中を押してやるべきかもしれないな…。道はないかもしれないけれど、獅子は子をガケから突き落とすというし…。

 

「仕事に必要なものは想像力。想像力なき者に成功なし」

取締役本部長の熱い訓示。数分後の「社員が在宅勤務で働いている姿をまったく想像できない」とセットにすると味わい深い。

 

「熱い気持ちを持ち寄っての会議がオンラインでは出来ない」

上層部が出社にこだわる理由。インターネットで体温は伝えられないと真顔で言われたら返す言葉がない。だが彼ら上層部が、会議の大半の時間が、陰気なおじさんたちが腕を組んで唸る時間であった現実とどう折り合いを付けるのか興味をもって観察したところ、「いい会議だった」というのが彼らの感想だったのでマジで手強すぎる。

 

「見込み客リスト全部と契約取れれば楽勝じゃないか。誰でも出来るねー」

営業未経験の営業担当取締役本部長の言葉。営業という仕事を全否定。これが団塊世代の力…。

 

「鼻歌を許容できないような職場環境で良い仕事は出来ない」

部下からの要望を受けて、取締役本部長に仕事中の鼻歌を控えるよう注意をしたときの反論。役員まで登りつめた男の心の強さに感動。見習いたいものだ。

 

「在宅勤務体制にすると社員が勤務時間内に居眠りしていてもこちらでは感知できない」と仰っていた反テレワーク思想のご高齢上層部の言い分。御本人が会社内勤務時間内にがっつり居眠りしていたのが凄すぎる。感知されているだけマシということなのか。

 

「弊社は24時間体制ですので!」

「21日日中に企画見積書をメールでお送りします」という業者担当営業が送りつけてきた時刻は21日23時半「真夜中に送られても困るよ」と対応したときの謎の言い訳。知らんがな。

 

「会社員生活60年」

新たに就任した営業担当役員の人の挨拶での言葉。その後彼が69才であることが判明。性善説をとって、あの頃の日本は貧しくて子供も働かなくてはいけなかったのだと解釈した。

 

「君は『上層部の皆さん』といって我々を批判をするけれども君も社員から見れば我々と同じ上層部のメンバーなのだよ営業部長」会社上層部からの戒め。そ、そうだったのかー!

 

「毎日こんな厳しい仕事をしているのかね?」

営業経験ゼロで営業担当取締役になった人と同行した際の彼の言葉。条件の詰めや納期などの少しシビアな話になっただけ。「今日はイージーな方です」と現実を教えて差し上げました。頑張ってほしい。

 

「撤退方針は決まったから作戦を考えて実行してくれ」

上層部からの命令。「撤退戦は経験がないと難しい」「営業は前に進むだけでいいから気楽だね」と僕にイヤミを言っていたのに…。どうして…。

 

「我々の手でコロナに引導を渡して、令和の扉を開けようか」

部長会議で議長をつとめる専務の会議冒頭の言葉。無駄にカッコよすぎて吐きそうになりました。

 

「部長はブログ未経験だと思いますがー」「寄稿初心者にありがちなのがー」

広告宣伝部署の社員と社外コンサルから会社ブログに営業部門として寄稿してくれと請われて話し合いに参加した際に投げつけられた言葉。真の姿を出さないのがダークヒーローの宿命と割り切って「ブログなんて書いたことないよー」と大人の対応。

 

「LPはいいよね」

社内ミーティングにおいてランディングページをLPと略してホワイトボードに書いたところ、ご高齢の上層部がLPレコードの思い出やレコードレコードの話を始めて話し合いがカオスになってしまったのは僕の不徳の致すところでございます。

 

「有名人の訃報に残念とつぶやいているだけでは3桁フォロワー達成は無理ですねー」僕をツイッター初心者だと(なぜか)思い込んでる若手社員からの至言。なるへそなー。

 

「会社に閑職は必要だ。キミも年取ったらありがたみがわかるよ」

会社上層部のお年寄りの人からの助言。そこまでして会社に居たくないよ…。

 

「FAXフル活用のテレワーク」

次回の部長会議の議題候補の中に見つけた戦慄のデス・ワード。

 

「副業は何をすればいいのでしょう?」

部下氏からの質問。副業はオッケーだけれど、上司に相談してくる時点で副業にむいていないと思うわけです。

 

「紙じゃないと信用できない」

会社の長老的な人から、既にデータで提出済みの報告書を紙での提出を求められた際の言葉。印刷して提出したら「これは手書きなのか?」と問われた。質問が哲学的すぎて未熟者の僕にはよくわからなかった。

 

「1000PVやったー!」

先日の幹部会議でWEB担当から会社HP1000PV達成の報告に対する長老たちの祝辞。控えめに1時間当たりのPVだと思っていたら実は月間PVで驚愕しました。最初の一歩はこんなものかもしれないけどさ…。

 

「何でアイツは営業成績を上げられないんだ!」

年に数回の頻度で起こる「能力や性格等諸々の要因で他の部署でハマらなかった人材でも営業なら活かせるんじゃね?」という思いつきからの人事異動ムーブをキメた数か月後に、異動させた人物を指しての文句。様式美。美しい。

 

「失敗したときだけは新人として取り扱ってください」

入社したばかりの新人社員が「新人扱いしないでください」というので、その意気を買って新人扱いをやめた途端に上申してきた際の言葉。

 

「私以外の周りも面白く思っていない」

会議での僕の言動についてと理解を示しつつ助言してくれた役員の言葉。「ご自身が一番ムカついているのに理解者面して第三者の口を借りて文句を言ってくる貴兄とは仕事したくありません。周りて誰です?」と言いたい気持ちをおさえて「以後気を付けます」といって対応。アイアマサラリーマン。

 

「神聖手続完了しました」

部下氏からという進捗報告メールの文面。いつダーマ神殿で営業職から聖職者へ転職したのだろう?

 

「フードロス促進会議」

会議室のホワイトボードにと書かれていた文句。二度見してズッコケました。

 

「副反応でも仕事はできる。事実、私はたいしたことなかった」

副反応で仕事を休んでいる僕のもとに会社上層部から届いたハラスメントメール。そのままゴミ箱にポイ捨て。

 

「御社が抱えているソリューションをソリューションしますよ」

電話営業に慣れていない電話営業マンが言い放った殺し文句。頭痛が痛い的な何か。


「それでいいの?」

コンペで担当から「他社さんは御社の約半額でしたよ」と言われたので「仕方ないですね。そちらを選定してください」と率直な意見を申し上げた際の相手の反応。「本当に全く同レベルのサービスが半額ならそちらを選びますよ。私ならそうします」と言って終了。

 

「熱中症アラートが出ているので本日の定例幹部会議は予定通りおこなわれます」

真夏の朝に総務から届いた世界で一番熱いメール。文面がおかしくないけどおかしい。つか意味がない。優しさもない。愛もない。

 

「接種すると精神を制御される」

新型コロナ感染して高熱で倒れた取引業者の担当者の言い分。その業者自体は職域接種を終えていたのに。思想良心の自由というしかない。お大事にです。

 

「盆休みに会社の電話番がいなくなる」

上層部から緊急事態につき出勤させられた中間管理職の僕。彼らの言う緊急事態の内容が盆休みの電話番不在。ちなみにその日は朝から固定電話は一回も鳴りませんでした。

 

「目指せフォロワー数2桁!」

ホビージャパンのSNS騒動をきっかけに部下の皆さんとツイッター談義になり、そのなかでSNSが出来ない年寄り扱いされるのに頭にきて「密かにアカウントを持ってる」と告白した際に、生意気な部下氏からフォロワーの増やし方を指南されたツイッター歴14年フォロワー数の僕俺私。

 

「ツイッターでフォロワーが2桁になると世界が変わりますよー。自分もそこから始まりましたから」

僕のことをインターネット初心者だと思い込んでいる部下氏からの煽り言葉。何が始まったのか僕にとっては遠い昔のことなのでよくわかりませんね…。

 

「部長はされたことないと思いますけどリツイートされたりふぁぼられたりしたら嬉しいですよー」上記部下氏からキメられた舐めプ。何とか堪える。

 

「部長、フォロワー2桁行きました?ツイッターに画像貼れました?」

同じく僕をSNS弱者扱いする部下からの煽り。こういう煽りに負けないように、強い気持ちを持って今日も生きています。

 

「すみません。でも私の営業成績が振るわないのは、タバコ休憩が原因ではなく、能力と努力の問題です」

タバコ休憩を頻繁に取る部下氏を注意した際の異次元の弁解&謝罪。精神が死にかけました。

 

「首からぶら下げるだけでウイルス対策になる画期的なアイテム」

ご高齢の会社上層部の人が経費で大量に購入して社員にコレを配布した際の言葉。ブツはこれ→

f:id:Delete_All:20211227183734j:image
f:id:Delete_All:20211227183739j:image

 

「私は先月、年休を取得しました。月次目標数値から取得年休日数中に達成が想定された数値を差し引けば実質達成しているのです」

月次目標未達の部下に原因を質問した際のワンダーな弁解。こちとら年休分を差し引いた数値をもとに話をしているのに、「いいえ。達成しています」と言える精神がすごい。会社はハードコアだぜ。

 

「キミ評判良くないよ」

上層部から僕への助言のイントロ。「改善に繋げるために誰がどういう評判をしているのか個人を特定せずに教えてください」とお願いしたら曖昧なことしか言わないので「まさか個人的な私に対する評価を周囲の評判に変換してませんか?」と尋ねたら完全に沈黙。大丈夫だろうか。

 

「他社さんを叩いたら半分になりましたよ?」

不調に終わった商談における相手担当者の捨て台詞。業者を叩けば何とかなる見下し意識も、応じてしまった競合他社の営業マンもクソだと思ったので、ダメージはゼロ。「互いに己の価値をサゲるつまらない仕事をしているなー」と感心しただけ。

 

「悪い報告は要らない。良い報告だけにしてくれ」

上層部の訓示。60代の中にゆとり教育を受けた人がいることに大変驚きました。

 

「高齢者支援」「シングルマザー支援」「外国人労働者支援」「危険物取扱者」。

営業売り込みにきたコンサルの「名刺の裏を見ていただければわかります」という言葉に従って名刺裏で確認された文字列。怪しさがマシマシになったただけであった。

 

「絶対に取りたいよな」「なんとかしたい案件だ」

営業の新規案件の進捗状況の報告に対しての上層部のガヤ。そこには、アドバイスや予算的なヘルプその他助力を伴うわけではないので、ガチで本当に意味のないノイズであることにそろそろ気づいてほしい。

 

「憎いために最適」

クライアントを招いての試食会開始まで残り15分の時点で配布資料に発見した爆笑文字列。つか笑うしかない。

 

「0と0で無限大∞!」

2期連続で目標未達の同僚の無駄にポジティブな言葉。反省もなくゴーイングマイウエイなので来期も繰り返すでしょうね。次は000。

 

「我々は先にいる」

高齢者カテゴリーの会社上層部の人による高いステージにいる感を醸し出した発言。その中身は、ただのワクチン接種早い自慢なんだよね…。

 

「要するにエコだろ」

会社上層部から「事業に活かしたいからSDGsについて教えてくれ」と請われて、少し勉強して懇切丁寧にレクチャーした結果。世界を変革する力を!

 

「クリエイティブディレクターの〇〇です」「ディレクターの〇〇です」

取引先担当者の肩書き。クリエイティブが付いているほうが上司か先輩だろうと推測して対応していたが、つかないディレクターの方が上司であることがその後判明。ややこしいわ。

 

「将来育休産休を取る可能性のない人間とのバランスが取れない。産まない人間が産休を取れないのは不公平だ」

 育休産休促進会議における58歳男性パイセン社員が決めてきた謎ムーブ。これから出産機会のない俺は育休が取れないじゃないか、不公平だ!というピュアな魂の叫び。

 

「よう!ルーキー」

同僚オッサンが入社間もない新人にと声を掛けた際の掛け声。世の中にこれほど恥ずかしい80年代な言葉があるだろうか。顔から火が出るほど恥ずかしかったです。

 

「私は業界大手の○○社にいたんですよ」「〇〇にいた頃はー」「〇〇では常識ですねー」

営業に来た広告コンサルの口癖。かつて勤めていた大手広告代理店の話ばかり。「そこまで言うのならその代理店の人を紹介してください。そのほうが話が早い」と言ったら沈黙してしまった。辞めた会社の名前で営業されてもね。大事なのは過去ではなく今何が出来るかでしょ。

 

「添付で死霊送ります」恐ろしすぎる呪怨メール。死霊が添付できる時代なのね。

 

「部長がいなくても仕事には影響ありません」

同僚部下に僕の体調不良の話をした際の気遣いの言葉。ありがたい。

 

「これからの世の中がどういう方向へ動いても完璧に対応できる会社組織を作るのがキミの仕事だ。失敗は許さない」

この言葉を社長から言われて以来、胃薬が手放せなくなりました。無理ゲーだろ。

 

「コーヒーをいれてくれ」

出撃している弊社上層部から在宅勤務中の営業部一同に対して届けられたメッセージ。オンラインや在宅勤務という概念がわかっていない疑惑が浮上している。

 

「明日から出社したまえ!」

などといって緊急事態宣言解除に際して力が入っていた会社上層部の方々でしたが、久しぶりに勢ぞろいした彼らのリアル姿はただの弱々しい老人軍団でした。オンラインのほうがゼーレのような「よくわからないけど威厳だけはある謎の組織幹部感」を出せて彼らにとっても幸せだったのではないかと愚考する次第です。

 

「ここで従来の対面営業に切り替えれば更に伸びる」「テレワークをヤメないと他社に置いていかれる」

会社上層部が、テレワーク営業で新規契約が順調に伸びている現状を謎解釈して緊急事態宣言解除と同時にテレワーク全面解除に向けてアップしていた際の気合の声。マジで進化の歩みに逆行していてキツい。そろそろ時代に置いていかれていることにお気付きになって欲しい。

 

「副業に対して明確なビジョンのない上司」

「副業は何をすればいいですか?」という部下からの質問に「その質問をする人は副業はしないほうがいい」と親身に塩対応したあとに、影で吹聴された僕の評価。サラリーマンライフはマジでクソ。

 

「我々は今週末で独自に宣言を解除する」

緊急事態宣言延長が決定の情勢下で一部上層部が主張した独立宣言。マジでカオスです。

 

「強いていえば人間の業ですね…」

クレーム対応で赴いた客先でトラブルの原因をたずねられた際に頭に浮かんだかつての上司(故人)の言葉。あらためてその言葉をクレーム対応の席で言える凄みを思い知らされた。クレイジーすぎる。

 

「部長は70年代の社会を経験して知ってますよね」

部下氏に言われたが70年代は幼稚園生なので分からないよ。中高年を画一にとらえるのヤメてもらいたい。

 

「世の人たちの信じる心が足りないからです」

某宗教の勧誘に対して「先々週も来ましたよ?神も仏もいるのになぜ世界はこんなに酷いことばかりなのですか?」と揺さぶりをかけた際の信者殿の切り返し。グダグダになりました。ちなみにウチの奥様は「奇遇ですね、私も神です」といって追い払ってます。

 

「リアル面接だったら遅刻しません」

オンライン面接に遅刻した挙句あらわれなかった人の言い訳。マジで意味不明で頭から煙出て来そうだった。

 

「強要?何を強要されるんだ」

オンラインで声が聞き取りにくいのはわかるけれども「共有」を「強要」と聞き間違えてキレる会社上層部のお年寄りはそろそろ引退を考えるべきだと思うんだ。「これ共有(強要)しますね!」「強要!なんだと!」

 

「家にいたら息子の受験勉強の邪魔になるから」

原則テレワークの頃、出社を申し出てきた部下氏のワンダーな理由。却下したかったが死ぬまで呪われそうな負のオーラをまとっていたから許可した。受験失敗を僕のせいにされたらイヤだからね。その後第二志望に合格。おめでとうございます。

 

「在宅勤務に所定労働時間という概念はない」

上層部の素晴らしい言葉。クソみたいな認識。

 

「GoTo営業」

会社上層部が言いだした一瞬センスがありそうで実はまったくない、当たり前のことを言っているだけのフレーズ。

 

「謝罪をオンラインで済ませようとしたら先方にキレられた。リアルの面談も拒否られた。オンラインが悪い」

顧客対応でしくじった他部署同僚の言葉。おそらく拗れたのはオンラインが原因ではないと推測される。オンラインを悪者にして精神の安定をはかっているのだろうなぁ

 

「観測気球のつもりですか?」

在宅勤務期間中に年休取得の届けを出した際に部下氏からと言われた。つかその言葉が観測気球だろ…。何なんだよ。

 

「明日から息子の大学入試試験がはじまるので大変なんですよ」

在宅勤務中の年上部下氏に、任せている仕事の進捗の遅れについて報告を求めたときの斜め上からの回答。なるへそなー。

 

「サバーって何?」

社のサーバーが不調という報告を受けて在宅を取りやめて急遽出勤した上層部の1人の言葉。彼が現場で何をするつもりだったのか実に興味深いところです。

 

「テレワークのコアタイムは何時間だ?」

詠み人知らずのワンダーな質問。たぶん上層部の1人の声だと思うよ。

 

「利益度外視でお願いしますよ」

ときどきあらわれる自称見込み客の言葉。教育し甲斐があってワクワクしてくる。


「社内メールですし、部長の名前が間違っていても実害ないですよね?」

社内メールでいつも僕の名前を間違って記載している部下氏を、彼のためと思って注意したときのワンダーな答え。

現場からは以上です。

 

※12月16日に本が出ました。よろしく。