…な。僕はまだ終わっちゃいない。水滴のついた窓ガラスを右手で擦り骸骨をかき消す。暗転。骸骨の僕は肉を取り戻していた。僕に最後を告げるチェッカーフラッグを振れるのは、僕だけだ。憂鬱の原因。プチ・インポ。オーケー。それくらいならチンポコに添え木を付けて勃たせるさ。30センチの竹定規じゃ少し役不足だけれど。ガラスの向こう側、暗闇の宙にブリーフが白く半月の形で浮いていて、それはドラえもんのあの四次元ポケットに似ていた。なんだって出来る夢のポケットに。そうだ。僕は走り始めたばかりなんだ。
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