Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

全部コロナのせいにできるのはある意味幸せではないか。

「あ。もしもし。私だ。元気でやっているか」昨秋退職した役員Hからの電話。その声の以前と変わらぬ感が悲しみに変換されて、がつーん、と胸にキテしまった。Hからの着信と、取り繕った変わらない感は予測されていた。予測通りに電話がかかってきて、予測通…

テレワーク実施中の会社に出勤したら地獄でした。

2021年1月15日金曜朝8時、忘れ物を取るためにテレワーク実施中の会社に顔を出したら、誰もいないはずの事務所に上層部(事業本部長)が出社していた。神奈川県には緊急事態宣言が出てから原則テレワーク。上層部も例外ではない。彼は、僕を見つけると近づい…

食品会社社員が緊急事態宣言下の飲食店経営を強引に前向きに考えてみた。

僕が暮らしている神奈川県に緊急事態宣言が出た。食品関係会社で営業職として働く僕も、予定されていた出張を急遽取りやめ、しばらくは2週間に1度の出勤日以外は在宅勤務になる。マスメディアは、「緊急事態宣言下にある飲食店は20時閉店の要請にしたがい厳…

2度目の緊急事態宣言で明らかになったこと

2021年1月8日僕の暮らしている神奈川県に緊急事態宣言が出された。昨日、緊急事態宣言への対応を社長以下部門長レベルで話し合った。対応といっても、昨年春の緊急事態宣言の際に業務効率化の推進とテレワークの導入を完了しており、さらに宣言解除後に東京…

「ご家族は?」という医者の言葉に声を失った。

診察室でお医者様から「ご家族は?」と言われて、僕は思わず天を仰いだ。そこには白く輝く天国のかわりに無機質な白い天井があった。 事件は冬らしい寒い朝に起こった。目が覚めたら口から血を吐いていた。血のついた寝具が現実のものと思えなかったけれども…

コロナ以前に戻さなくていい。

COVID‐19(以下新型コロナ)でバタバタした一年が終わろうとしている。前は「早く前の生活に戻りたい」というフレーズを耳にすると、「そうだよね~」と同意していた。だが今は、新型コロナ前の世界には戻してはいけないと考えている。 僕個人レベルでいうと…

行方不明のご近所さんを捜索していたら「パンドラの箱」を開けてしまった。

過日、日曜の朝、土曜の夜から行方不明になったX氏を捜しにいった。Xは同じ中学に通っていた友人Yの父親で、僕は30年以上前のしゃきっとした姿しか知らないけれども、最近は認知症を患っていたようだ。そのXが土曜の夜9時に出たきり、行方不明になった…

トラウデン直美さんの環境配慮発言について僕が考えていること全部話す。

とあるフォーラムにおける、トラウデン直美さんの「店員に『環境に配慮した商品ですか』と尋ねることで店側の意識も変わっていく」という発言が反響を呼んでいる。賛否両論、大炎上で、「環境チンピラ」という酷いワードも見かけた。僕は賛成や否定もしなか…

敗北事業を黒字化させたら上層部からイヤな顔をされました。

「たいしたことないですよ」謙遜のつもりの言葉が、屈辱の言葉になってはねかえってきて、今も僕の心を苛んでいる。 10月中旬。冷凍おせち事業の担当者が体調不良で倒れた。後任選びは難航。なぜなら一昨年、昨年と2年連続でおせち事業は数値目標を達成でき…

まるでコーヒーのおかわりを頼むように、妻は「離婚しましょう」と言った。

「離婚しましょう」奥様は言った。水曜午後8時。国道沿いのファミレス。道路に面して並ぶボックス席に、僕ら以外に客はいなかった。ヘッドライトが線になって右から左から僕らの前を通り過ぎていく。僕らは、お互いに、言うべき言葉を不発弾のように抱えてい…

カレーライスを食べよう。

カレーライス最高!カレーライスには作った人間と食べた人間を幸せにする力がある。だからカレーライスには金と手間をかけるようにしたいと強く思う。唐突にこんな話をするのは、高齢化の進む弊社上層部にバイキングにおけるカレーライスの役割について説明…

フラットな組織にはぺんぺん草も生えない。

先日、賞与が無事支給された。ありがたいことである。ありがたくないこともあった。賞与査定の際に、上層部から「フラットな視点で査定をするように」ときつく言われていたので、そのとおりフラットな目で査定をしたのだが、どうも上層部A(64)のお気に召…

「集荷に来た宅急便スタッフにご苦労様と声をかけたら部下に笑われた」ツイートについての補足と謝罪

先日以下のようなツイートをした。『会社へ集荷に来た宅急便の人に「ご苦労様。お願いしま〜す」と声をかけたら部下氏に「部長〜。こっちは金を払っている客なんだから労いやお願いの言葉なんてかけなくていいですよ」と笑われた。寒い時代と思わんか。』 会…

新興宗教の勧誘を別の神を擁立して丁寧に退けました。

新型コロナ感染拡大にビビッて3連休を自宅で過ごしていたら新興宗教の勧誘を受けた。ウチのベルを鳴らしたのは中年女性2人組である。モニター越しでも「ああ、あの人たちね」とわかる雰囲気。相手にとって不足はない。だが、僕は妻から新興宗教にかぎらず、…

鬼滅の上司

ブームは後から参戦しようとした人たちに「あ、なんか乗ってる人たちがダサいな」と思われたときが終わりの始まりなんじゃないだろうか。先日の会議の冒頭に、社長が「新型コロナの影響で厳しい状況が続くが、全集中で!」なんて言った瞬間、僕は、鬼滅ブー…

新型コロナの影響で飲食業が厳しいのは売上減のためだけではない。

僕は食品会社で働く営業職のサラリーマン。新型コロナ(COVID‐19)感染拡大で客数・売上が減って飲食・外食が大打撃を受けているけれども、地味にダメージを受けている衛生対策について、「どうにかならないかな…」と思うところがあったので残しておく。 社…

超高齢化社会、中途採用面接のリアル

体調不良でダウンした同僚の代理で、中途採用面接に立ち合った。調理技術とリーダー経験を求められる現場責任者の枠だ。事前のエントリーシートで面接者のデータを確認してから面接に臨んだ。ヒアリング等細かいことは採用担当者が行うので、僕の役割は、そ…

会社には絶対にしくじってはいけない選択がある。

社長からランチに誘われた。サシである。「来たな」と覚悟を決めた。社長は気になる人間をランチに誘って振るいにかけるとは社内では有名で、僕がサシ・ランチに誘われるのは入社3年で初めてである。我が社は社長派と常務派で争いが続いている。若返りをはか…

20年間の営業マン生活で僕が身につけた、成果を出し続けられるようになる消極的一期一会スタンスについて全部話す。

昨日、部下氏から「客に嫌われたかもしれません」という悩み相談を受けた。僕は今後の進め方を助言したあとで「やるじゃないか」と評価を伝えたのだけれど、どうやら部下氏はピンと来なかったようで「意地悪やめてくださいよ〜」なんて泣き言を漏らしていた…

閉店を惜しむ客がいるのに潰れてしまう店のリアル

取引先の飲食店から突然、閉店の連絡を受けた。脱サラしてはじめた洋食店。「コロナが憎いよ」店主は無念さを隠そうともしない。メニュー改訂やテイクアウトで半年間粘ったけれども、客足が戻ることはなかった。食材を卸させていただいていた業者目線でも、…

「キミにしか出来ない仕事」が「誰にでも出来る仕事」に堕ちるとき

「キミにしか出来ない」と言われて任されたはずの重大な仕事が、対応したあとに「誰にでも出来る仕事」と貶される…。20数年間のうだつのあがらない会社員生活で、何度かこのような《誰でも出来る仕事ハラスメント》を受けた。悲しくて悔しくてやりきれない経…

GT-Rに恋をして

スカイラインGT-Rに恋をしている。その名からスカイラインが外れてGT-Rになった今でも恋い焦がれている。きっかけは1992年に同じ高校から慶応SFCに入ったオヤマダ君。彼が親から入学祝いに買ってもらったスープラの助手席にGALを乗せて遊び回っているという…

新型「意識高い系」との邂逅

人の将来性を見抜くのは難しい。有望株と思った若手の成長曲線が想定よりも緩やかな角度を描くことはよくあることだ。逆に「こいつはダメだ」と失格の烙印をおした若手が伸びることもある。誰が、どう、伸びてくるのか。確実なことは言えないのだ。結果判明…

明石順平著『キリギリスの年金』は悲観が武器になることを教えてくれる一冊でした。

明石順平著「キリギリスの年金」 を読んだ(献本あざす)。帯カバーにあるような『老後を年金だけで過ごすことは絶対不可能』という目を背けたい未来がなぜ訪れるのか、二千万円問題から公的年金の仕組み、年金財政、アベノミクスをテーマに、データと労働問題…

ツブれない個人経営飲食店のリアル

僕は食品会社の営業マン。僕の営業先という狭い観測範囲になってしまうけれども、新型コロナ(COVID‐19)の感染拡大の影響で、つぶれてしまう個人経営飲食店とそうでない店の違いが見えてきた。従来、個人経営の飲食店にアプローチするときは、営業マンとい…

すべての家事を引き受けたら価値観が一変した。

1000万か2000万か…具体的な金額は忘れてしまったけれども数年前に主婦のこなす家事を労働ととらえて金額換算すると大きな金額になるという記事があって、当時、ほぼすべての家事をこなしていた妻から「女性は搾取されている。差別よ。キミは無意識で搾取して…

社長案件からは全力で逃げよ。

「社長案件」は避けられるものなら避けたほうがいい、が僕の結論。というのも社長からの案件をうまくやりきっても「社長の力添えがあったから」と正当に評価されないことは多いし、しくじれば地獄だからだ。もっとも難しいケースは今回のように社長から任さ…

COVID‐19は営業ノルマを廃止するチャンスになるのか社長との対話のなかで考えてみた。

「営業ノルマを廃止しませんか?」ボス(社長)に対してこのような大胆な提案をしたのは、ボスから、アフターコロナでもウィズコロナでも名称はどうでもいいのだけれど、時代の変化にあわせて今後の営業活動計画を見直すよう言われて、出しても出しても「こ…

社内抗争に敗れた上司が僕の部下になった。

弊社は、社内限定で「役職」ではなく、「さん」付けで呼びあうことになっている。実際は、「役職」でも「さん」でもどちらでもオッケー!というユルい感じで運用されている。そんなユルユルな社風の我が社でも、多くの会社と同じように、派閥抗争がある。社…

夏に揺れる。

駐車場でときどき見かける、オバハン運転の高級外車の危なっかしい運転にムカつきながらやってきた、いつものスーパーの夏野菜コーナー。特売を報せるアナウンス。キンキンに効いたエアコン。入り口のドアが開くたびに侵入してくる猛烈な熱気。目の前にはナ…