Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

新型コロナウイルス感染下でたくましく生きる人たちの姿に心震えた。

午後2時。急に強くなった雨を避けるために入ったバーミヤン。隣のテーブルにやって来たスーツ姿のおばはん二人組が4人掛け席なのに並んで座ったとき僕が感じた違和感は、数分後にやってきたジャージ姿のおばはんが、二人の前に座ったときに解消された。営業マンの勘で保険のセールスと察知した僕は、急速におばはんトリオへの興味を失い、コーヒーを飲みながらパソコンでの事務作業に集中した。

「え!仕事の話は!」突然大きな声がした。強い口調だ。後からきたジャージおばはんだ。僕が体を起こして横目で見ると、ジャージおばはんは困惑したような表情を浮かべていた。スーツおばはんズの声に動じる様子はなかった。余裕があった。生保セールスの交渉決裂か…。僕がふたたび興味を失うと、「救済なのよ」「え?何」「救済なのよ奥さん」「もう共済には入っているから」「救済」「共済」と微妙に噛みあっていない会話が聞こえてきた。勘弁してくれ。3月の実績数が全然頭に入ってこないぞ!

しばらくするとおばはんトリオは少々興奮したのだろうね、声量があがってきた。仕事にならねえ。「奥さん、困ったときはどうするの?」「どうするの?」おばはんズが煽るように質問をすると「旦那が助けてくれるから」「貯金はあるから」とジャージおばはんが切り返す。生保のセールスにしてはおかしい。もしかして損保か。営業マンの勘外れたり。

「奥さん病院に入れなくなったらどうするの?」「どうするの?」というおばはんズに「それはいいから仕事の話してよ」と苛立ちを隠そうとしないジャージおばはん。病院…やはり生保の勧誘か…三たび興味を失うと「奥さん、気づいていないだけで運をつかっているのよ」とおばさんズのスピリチュアル寄りの言葉に心がザワつく。「ちょっと待って、この間のあの人にもこの話をしたの」と詰め寄るジャージ。「したわよ奥さん」と待ってました感全開のおばはんズ。この話ってなんなんだよ。あの人って誰だよ。

「なぜ、これが仕事につながっているの?」「奥さん聞いて。これからとても大事な話をするから、まずは聞いて」とおばさんズ1号が言うと、相槌要員の2号がバッグからカラーの新聞のような資料をテーブルにひろげて声をあげて読みはじめた。仕事って何だ。僕は置いてきぼりになりかけていた。そのとき、僕の気配に気づいた1号が僕の方を見た。警戒するような目。プロの仕草。営業マンの勘で、エイリアンに拉致られるような危機を察知した僕は、すっと立ち上がりドリンクバーへ歩いていった。ドリンクバーからでもおばはんトリオのテーブルは不穏な雰囲気を醸し出していた。

席に戻った。トリオはエキサイトしていた。テーブルの新聞には青空の写真が掲載されているように見えた。「これは何なの」ジャージおばはんがおばはんズの話を遮って言った。「もしかして●●●?」薄々僕が思っていたことをジャージおばはんが代弁してくれた。しかしおばはんズは負けない。「奥さん、これを最後まで聞いて。困っていても、みんなこれでうまくいくの。これがあるから仕事がうまくいくの」と言い返した。そして説明を続けた。

説明が終わった。「奥さんどう?」とおばはんズが言った。なぜ自信ありげなのか。隣にいた僕でも分からなかった。「だ~か~ら●●●はいいから、はやく仕事の話をしてよ」とジャージおばはんも負けない。信じない者の強さを感じた。おばはんズが言い返す。「奥さん、コロナウイルスが流行るとね。病院に入れなくなるの。みんな家にいなきゃいけなくなるの。食べ物がなくなって、戦争が起こるの。でもこれが生活にあればひとりひとりが幸せになれて戦争は起こらないの」

僕は日本版イマジン爆誕の瞬間に立ち会っている気がしてきた。おばはんズの言葉に感銘を受けたのかジャージおばはん沈黙。「奥さん、これが仕事に必要なものなの。一緒にやりましょう」とおばはんズは念を押すように言った。慈しみのある声色だった。

「で、何がしたいの。仕事は?●●●の話はいいから」とジャージおばはん。響いていない。強すぎる。「奥さん、これがあれば仕事も生活もぜんぶうまくいくの」とおばはんズが諭そうとするのを遮ってジャージおばはんは「●●●には入らないから。仕事はどこいったのよ!自分のぶんは支払うから金輪際連絡しないでサヨナラ」と言って立ち去ってしまった。

ジャージおばはんが立ち去ってしまうと重い沈黙が残った。何となく気まずさを覚えた僕は自分の仕事に戻った。しばらくして横から「すぐに連絡しましょう」「私はあちらに連絡を入れます」という不穏な声が聞こえた。横目でみるとおばはんズ二人はスマホを駆使してあちらこちらに連絡を入れているのが見えた。にーげーてー!僕はジャージおばはんが●●●の包囲網から逃げられるよう、軽めに祈っておいた。

今みたいな厳しい状況下でも、おばはんたちのように人はたくましく、強く、そして相変わらず生きている。●●●は今の状況を利用して伸びようとしている。そんな人間の強さに僕は心震えた。彼女たちが口にしていた「仕事」が何だったのか謎のままなのは少々気がかりではなるが、人間の強さを知ることが出来て良かった。明日と人間の強さを信じれば、生きていける。僕はそう思うよ。(所要時間31分 ●●●は想像にお任せいたします)

在宅勤務のおかげでパパになれました。

私事で恐縮だが、奥様のいる自宅で在宅勤務を続けていたらパパになった。知らせはつい先ほど。突然のメール「パパさんいますか?」。9時から18時まできっちり仕事をやったあと、暇を持て余した僕は、会社アカウントを援護射撃するために作ったツイッターアカウントで、適当に見つけたアカウントをフォローして遊んでいるところだった。プロフには「会社経営者 億り人」と記載。彼女からメールが届いたのはそのときだ。

彼女は僕がフォローして数秒以内にメールを送ってきた。奇跡としか思えない。アーメン。「パパさんはどこ住みですか?」という簡潔なメール。僕は営業で培ったヒアリング技術を駆使して、相手が二十歳の女子大生であることを突き止めた…というより向こうから教えてくれた。これが噂に聞いたパパのアレか。圧倒的積極性じゃないか。だがこちとらだって百戦錬磨の中年男性、易々とやらせはせん。

相手の年齢を知った僕はフレンドリーな口調を意識して接近を試みた。~だぜ、~やってみそ、マジで~。反応は薄かった。彼女は一方的に「黒のガウチョパンツにグレーのコート。ピンクのマスクをして西口交番前います。あなたは?」と現在の服装を通知してきた。やらせはせんぞ。仕方なく「ユニクロのパーカーで自宅にいるぜ」とクールに答えた。無視するように「何時に来られます?」

彼女とのやりとりで界隈の隠語のいくつかを知ることができた。この年齢で新しい知見を得られるなんて、素敵じゃないか。衝撃を受けたのは「ドタキャンが多い」という理由で、サービス内容を知らされない段階で前払いを求められたことだ。ありえない。昨今の不安定な円相場を憂慮してか、支払い方法はビットキャッシュかアマギフ限定。顔写真を送れとも言われた。アホか。

僕の営業マン魂に火がついた。「サービスの説明がなさすぎ。相手にとってどれだけの価値があるサービスなのか説明しないとダメっしょ。ドタキャン多発は営業サイドつまり自分の問題だぜ。顧客ファースト」 すると彼女は「敬語使えない人ムリめ」と敬語を使わずに理由を端的に述べると僕をブロックした。彼女とはそれで終わった。10分に満たないパパだった。

彼女はただの遊びだったように僕には思える。本気にしてはあっさりしすぎていたからだ。今、季節外れの寒空の下、西口交番前に黒のガウチョパンツとグレーのコートを着た女子大生はいない。道化芝居だ。新型コロナの下で僕らは距離を置いて道化芝居を続けていくしかない。彼女がやりとりのなかで使った「自発でお願いします」という隠語の正確な意味を僕は知らない。おそらく自家発電を指しているのだろう。僕らは自家発電していれば他人と触れあわず、誰かを危険な目に遭わせず、ひとりで天国に昇ることが出来る。今は先行き真っ暗だけれども、セーフティにいこう。闇に慣れた瞳に、光はより明るく鮮やかに映ると信じて。(所要時間18分)

「学び」という言葉の攻撃性について

「失敗は成功の母」は言いすぎではないか、と思うときがあって、その頻度は、僕の加齢にともなって年々増している。せいぜい、失敗のうちいくつかは成功の母になる可能性もあるよ、程度だろう。なぜなら、ほとんどの失敗は、教訓とするにはほど遠い、どうしようもないものだからだ。大きな失敗は繰り返さない僕らが、つまらない失敗ばかり繰り返してしまうのは、それが教訓にもならない反省も忘れてしまうような小さな失敗だからだと思う。

部下から案件の失注連絡を受けた。我が社の営業部も新型コロナ下で絶賛テレワーク中である。にもかかわらず、リーダー格の部下氏は直接会って報告をしたいと申し出てきた。人は大事なことを直で話そうとするのだろう。若かりしとき、付き合っていた女性から突然「もう…会いたくない…」と別れを切り出され「もういちど会って話そう。話せばわかる」とすがりついた黒歴史を思い出す。あの人も母になったと風の噂にきいた。良かった僕のせいで男嫌いにならなくて。

部下氏の真剣な申し出を無視できず、会社で話を聞くことになった。先にミーティングルームで待っていると彼があらわれた。「遅くなりました」といって、ドアを開けたまま話を始めようとするので、「ドア閉めなさいよ。話聞かれたくないだろ」と閉めるよう促した。「すみません。わざわざ」と切り出した彼の失敗報告は、求められていた資料の出し忘れタイムアップという、どうしようもないミスとその言い訳であった。「わかった。気をつけてよ」といって報告書の提出を求めた。すると彼は「今回の失敗を学びにかえて頑張ります」と言った。

 学び学び学び。安易な学びは食傷気味である。失敗を学びに変換したい気持ちはわからないでもない。失敗をムダにしないエコ精神も大事だろう。だがケアレスミスの多くは学びのないどうしようもないものであり、とりあえずは反省があればいいのではないか。管理職の僕は、そのようなミスが起こらないような体制をつくらなければならないという学びはあるが。そんなことはさておき、失敗直後に面と向かって学び学びと言われると「あれ?反省してないのかしら」と冷めてしまうときがある。学びをいちいちアッピールしなくて良い。あなたの周りにいる人たちは、あなたの学びのために存在しているのではない。

 彼が〆切を1ヶ月間違えていてチームを窮地に追いこんだときに「この失敗を学びにして」と口にしていたのを思い出しながら「学びといっていれば多少は免責されると思ってない?」と尋ねた。軽い気持ちで尋ねた。まさか、そんなことはないだろうと思っていた。だがそのときまで引っかっかることなく答えていた彼が、そのときだけ、妙な間をつくった。図星かよ。「ありません。深く反省し、失敗を無駄にしないようにしているつもりです」「今回の学びは?」ふたたび間。「……部長に、もう少し監督をしっかりしてもらう、ですか」きっつー。学ぶのはこちらだそうです。

「なるほど、ではこれで」と締めようとする僕の言葉を遮って彼は言った。「私はしっかり反省しています。部長とのセッションも私にとっては学びの教室です。今日のこの時間も私は学びにします」と。ゲームセット。僕が「残って事務作業するから」というと、彼は「失礼します」といって出ていった。一年前とまったく変わらない背中が遠ざかっていく。あの学びはポーズではないか?その疑いは開けっ放しにされたドアによって確信へと変わっていった。人生とは学びにもならない無駄の蓄積なのである。(所要時間20分)

水曜日、午後4時、喫茶店にて。

その喫茶店に入ったときに覚えた違和感の正体は、注文するときに分かった。注文を取りに来た店員の男の子は、ニット帽、ダボダボのジーンズ、クマの顔が描かれたエプロンという格好をしていたので、僕は勝手に10代の男の子だと思っていた。だが、彼は、20代後半か、もしかしたら30代前半の立派な青年だった。彼は「ブレンドコーヒーですね。ブレンドコーヒーですね」と場違いな大声で注文を繰り返した。そのとき僕は彼に障がいがあることを知った。

市役所の近くにある喫茶店。店内には子供が描いたような水彩画がいくつもかけられている。カウンター席には僕のあとに入ってきた老婦人。奥のテーブル席で、流れてくるバート・バカラックを聴きながらコーヒーを待っていると、ドアの開閉を知らせるベルが鳴った。若い母親と保育園児くらいの男の子の二人連れが、入口そばのテーブル席に腰をおろした。

「ブレンドお待たせしました」店員の彼がコーヒーを持ってあらわれた。コーヒーとミルクの入った金属製のポットをテーブルに置くと、「伝票失礼します!」といって彼は去っていく。コーヒーにミルクを入れ、カフェインの力を借り、仕事に集中する。だが「ちょっと!いつも、言ってるでしょ!」というキツめの声が僕の集中を蹴散らしてしまう。「いつも」に力が入っているように聞こえた。声の主はカウンターのご婦人。傍らには店員の彼が針金みたいにまっすぐに立っていた。エプロンのクマが、アンバランスで、緊張感を削いでいた。

「いつも、言っているでしょ。ミルクは要らないって言っているでしょ。苦手なのよミルク。あーもう!」とご婦人は彼を叱りつける。そんなことで…ガチで怒るなよ…ミルクに手をつけなければいいじゃないか…めんどくせえ人だなあと僕は呆れてしまう。対応に困るおどおどする彼の姿が、ご婦人のボルテージは上げていく。「ねえ。聞いてる?分かる?言っていること」「わからないの?」と詰問するご婦人に僕は、常連だったら彼のこと、わかっているだろう、いい加減にしろよ、とムカつきつつも、この手の面倒には関わらないほうがいい、という心の声に従ってスルーを決め込んでいた。

そのときだ。あの男の子が、老婦人のところへ近づいてきて、「おばさん、ミルクいらないなら、僕がもらってあげるよ」と言ったのだ。それは魔法の言葉だった。バカな大人たちの時間を止める魔法の言葉だった。老婦人が何かを話していたけれど僕には聞こえなかった。男の子は、ミルクのポットを取ると母親の待つ席へ帰っていった。大人たちは何ごともなかったようにふるまって誤魔化すしかなかった。

情けなかった。魔法なんかじゃない。僕らが愚かだから、男の子の普通の行動が、魔法に見えたのだ。店員の彼とクレイマー婦人の間に入って「やめなさいよ」と言う。たったそれだけのことが出来ない自分が情けなかった。僕は経験と学習であらゆる問題を解決できるようになったと自負しているけれども、それ以上に、面倒から目を逸らすのが上手くなっているだけなのだ。面倒、関わりたくない、得にならない、いつからか僕はやらない理由ばかりを探している、損得勘定ばかりしている。

はかどらない仕事にイライラしていると声がした。母子が会計を済ませて出て行くところだった。窓の外の人になった二人は手をつないでバス停のほうへ歩いていく。楽しげに何か話している。気が付くと、店員の彼が親子のほうを向いて敬礼していた。他の店員も彼と同じように敬礼していた。それはピシっと決まっていて、ロンドン、パリ、ニューヨーク、世界中のどの警官隊よりもカッコいい敬礼だった。エプロンのクマもまっすぐ男の子を見つめていた。僕は、この瞬間を心に焼き付けるつもりで見つめながら、あの敬礼を受けられるような人間になりたいと思った。心の底からそう思ったんだ。(所要時間20分)

15年前に僕をバカにした人物が客となってあらわれた。

罪を憎んで人を憎まず。そうやって、ずっと生きてきた。先日、部下氏に請われて商談に同席した。事前に来客の社名と役職は確認していた。だが、応接ルームで面談相手の営業課長を見た瞬間、15年前にタイムスリップした。

当時、僕は今と同様に食品業界で営業マンとして働いていた。とある見込み客にサンプル食材を持って訪問したときだ。対応してくれた担当課長は「これをその値段で売るなんておかしいんじゃないか。ウチの柴犬も食べないよ。外国製でもっといいものが半値で買える。頭を使いなさいよ。何年業界にいるんだ?」と当時飼い始めた飼い犬の名を出して、僕を嘲笑した。男の名前は覚えていない。名刺交換どころか、「これはいらないわ」と名刺を突き返されてしまったのだ。

その男が15年後、愛想笑いを浮かべて僕に名刺を突き出している。歳は取って体型は変わっているが面影はある。間違いない。奴だ。自己紹介をしながら名刺交換。顔をあげた瞬間、目を合わせようとすると、男は目をそらした。この男は僕の存在を認識していると直感した。だが社名が違う。名刺を見下ろしながら「社名、変えられました?」とたずねた。「数年前に」と男は答えた。声に動揺がみられた。確信した。こいつは確実に僕を知っている。だが、商談をまとめるために知らないふりを通そうとしている。そうはいくか。僕は屈辱を忘れない。チャンスだ。15年前、僕にしたように弄んでやる。

男の話を要約すると「今回のコロナ騒動で外国産の商品が入らなくなって困っている、事業継続のために取引がしたい」であった。ビジネス面でいえば、条件さえあえば、新規取引先ができる絶好のチャンス。断る選択肢はない。個人的な恨みを晴らすチャンスでもある。だが、仕事とはいえ、かつて名刺を突き返し見下した相手に頭を下げるだろうか。プライドはないのか。まさか僕を忘れたのか。それは困る。復讐を完遂するためにも、思い出してもらって、かつて馬鹿にした相手に頭を下げる恥辱を味わってもらわなければならない。情報を小出しにしてみた。「以前、〇〇社にいましてね」「そうですか」「御社のあるエリアを担当していました」「なるほど」「当時は営業に行っても相手にされないことがありましてね、名刺を突き返されたこともありましたよ」「大変でしたね」男は淡々と相槌を打つばかりであった。

自信がなくなってきた。15年前の記憶だ。記憶の解像度は落ちている。他人かも。僕を嘲笑した男は上から目線でもっと自信に満ち満ちていた。ところがどうだ。目の前にいる男は!上目づかいでビクビクして、似ても似つかないではないか。15年も課長をやってるのもおかしい。この人は…他人だ。さーせん。僕は部下氏と男が商談をすすめるのを黙って眺めた。復讐心から妄想を膨らませていた自分が恥ずかしくなったのだ。穴があったら入れたい気持ちだった。商談はまとまった。

エレベーターが降りてくるのを待っているとき、気が緩んだ僕は「チロは元気ですか?」と口に出していた。男は「昨年、亡くなりました」と何気なく言うとエレベーターに乗って頭を下げた。口もとが笑っているようにも見えた。営業マンは犬の名前を忘れない。そういうものなのだ。(所要時間17分)