Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

多摩川で小さな友達が出来た

2年という長い時間を費やした仕事が終わった。僕にとって、新たな分野の仕事だった。やらなくてはいけないことを前にして、途方に暮れたりもした。ジャングルの奥地にオペラハウスを建てたフィッツカラルドの強さは、やはり畏敬に値する。 一段落した今、得…

足、舐めていいよ

寝て、起きて、仕事をしているだけの暮らしをしていたら、昔のことを思い出した。それも、名前も知らない、顔も覚えていないような人と過ごした、短い時間の記憶だ。 6、7年前、初秋の渋谷。時刻は午後7時くらい。僕は、ファーストフード店で、味も香りも…

甘い夢をみた

僕の向かいには、若夫婦と小さな女の子の三人家族が住んでいる。旦那さんと奥さんは三十代前半で、僕と同じくらいの年齢。女の子は三歳くらいだろうか。二年前の春に引っ越してきた。気さくな、いい夫婦で、顔を合わすたびに「こんにちは」「おはようござい…

お気に入りの書店が閉店

僕のお気に入りの場所がまたひとつ失われてしまった。職場の向かい側にある書店だ。いつ、閉店になったのか定かではない。夏が終わり、秋になって、僕が、うつむいて、アスファルトを見ながらトボトボ歩いているうちに閉店になっていた。今日、仕事を終えて…

ヨシフミ、手をどけて

僕の会社は食品を扱っているので、月に一度、全従業員に検便を実施している。採取した糞便を業者に送付して検査をする、というやり方だ。今月から検便の方法が変更になった。ミーティングで、担当の女性から「今月から方法が変わります。詳しくはマニュアル…

バッティングセンターで憂う

同僚とバッティングセンターに行った。夕方のバッティングセンターは人の姿もまばらで、時折、どこからかボールを弾き返す音がカーンカーンと響いているのみ。一ゲームを終え、100円玉が残ってないことに気付いた僕が両替機のところに行くと、同僚が両替機か…