Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あの夏、地上最大のオッパイが。

ピーチジョンのエロティックな広告写真。ホームに滑り込む電車の騒音をバックミュージックに、それを舐めるように見ている僕の後ろを一人の淑女が通り過ぎて行った。振り返り横顔を見る。間違いない。彼女だ。あの夏、僕の人生を、僕の未来を変えてしまった…

エマージェンシー!オッサンをなんとかして!

地元の青年会は季刊紙を春、夏、秋、冬と年四回発行している。僕は青年会書記代理という要職に就いているので、こないだの日曜の午後はその季刊紙の「夏の号」打ち合わせに参加していた。夏。もう夏なのだ。そういえば暑い。僕がぼうっとしているうちに空気…

僕は、僕のなかの彼女にグッドバイをする

中性的な顔つきのせいか、実年齢より少し若くみられることが多い。正確に把握しているわけではないけれど、20〜22才程度にみられることが多いみたいだ。「若くみえる」 手放しでは喜べない。それは「威厳」や「落ち着き」といった年相応に身に付けていなけれ…

甲殻のガールフレンド

奇蹟なんてそう滅多に起きるものじゃないなんてことは僕にだってわかっている。たとえば大事故のニュース。生存者の見込み無し。「無し」。わかってる。そんなことは。でもさ、そんなとき、一人でも、一人でいいから救われて欲しいと思う。暗いニュースを見…

僕のカイシャ、ダメ。ゼッタイ。

得意先での打ち合わせの後、先方の担当者と少し談笑した。仕事以外の話題が主の気楽な会話。仕事が順調にいっているときってこんなものだ。別れ際に彼は言った。「御社の部長、もう連れてこなくていいですよ」ハイ?返事の声が上ずった。 「顔が暗いし、あの…

超重列車砲あらわる

今朝、おかしなものを見た。はじめは幻覚だと思った。就寝前に服用した薬の副作用で視覚神経が麻痺しているのだと思った。そして、熱さを伴った目覚めだった。僕の前に現れたもの。異形。怒涛。空前絶後。超弩級。形容する言葉が見当たらなかった。次に僕は…

今日が我が家の母の日です

「母の日」に弟夫妻と相談して花を贈ることにした。ちょっとした仕掛けを施して。花は宅急便で送られる。オカンはオヤジが亡くなってからずっと葬儀屋で働いている。仕事が仕事なので、お通夜があったりすると家に帰るのが遅くなり宅急便を受け取れない。「…

泥酔ピアノ

あれ?おかしいな。もう夏になったんじゃなかったっけ?寒すぎだ。季節外れの気温で、部屋から飛び出す気がすっかり萎えてしまった僕は、たまっていた小説と漫画を読むことにした。 読み終えてしまうと、ビールを飲む以外にやることがなくなってしまい、途方…

上司びんびん物語

その日、僕の住む街は夏日だった。気温が高くなって夏の気配が空気を充たしだすと、理由はよくわからないのだけれど決まって僕の気分は沈んでしまう。夏が来るたびに沈んでしまうんだ。 僕は沈んでいた。仕事や将来についていろいろと考えて。キーボードをカ…

暇なオッサンがステンドグラスをつくってみたよ

昼過ぎからベランダでビールを飲んでいた。アルコールが入ると絵を描きたくなってウズウズするのだけれど、今日は水彩画ではないものを描きたいなあなんて思い、部屋の隅に転がっていた素材を使ってステンドグラスみたいなものをつくってみた。お絵描きシリ…