Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2009-01-01から1年間の記事一覧

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昨夜、友人のジョーク、「生きているのがつらい、死にたい」。先日、テレビのニュース、「自殺者が12年連続で3万人を超えた」「長引く不況で経済的要因による自殺が増えている」。こういう話を耳にするたびに僕は、潰されるような息苦しいような気持ちになる…

私の異常なお見合い・飛翔篇 または私は如何にしてインポという病と戦いながら性的な妄想を耐えぬいたか

「覚悟をきめられたらコスプレの道は一本道にございます」、って高らかに宣言して本格的に現役復帰したシノさんはそちら(コスプレ)方面とあちら(歴史)方面とそっち(人形)方面で多忙を極め、最近はときどきメールをやりとりする程度の付き合いになって…

オヤカタサマーはかく語りき

ひと昔前なら、あの言葉を耳にするだけで身をひき裂かれるような気持ちになったものですが、時が経つ、というのは不思議なもので、雨が降って流れとなり大地の岩を削るように、言葉のもつ鋭い角も時の流れに削られ緩やかに丸くなるらしく、今はもう、あの言…

とある友人の悲惨な離婚パート2

これは嫁の借金問題によって離婚した友人(id:Delete_All:20091125 )のその後の話だ。友人の離婚の話を良かれと思って文章に起こしたのだが、先生、金欲しさのあまり、小説にしてくれとは確かにいった、名前を出していいともいった、だが世間にさらされ俺の…

こういうのを、お墨付き、っていうのか、楽観はしていたけれど、医者のことばで、問題ない、といわれると、やはり安心する。人間は安心すると、だらしなく笑うものらしい。あれこれと、よくないほうに考えるような、もう、あんな思いは二度としたくない、げ…

とある課長の断層撮影(CTスキャン)

レントゲンで黒い影の映ってしまった肺をCTスキャンするために紹介状を持って東京の病院に行き、名前を呼ばれ、白い服をお召しになられた黒いブラジャーのおばはんのあとについて放射線を取り扱っている地下施設へ向かう際の、おばはんの台詞がまるで風俗嬢…

12月9日の背伸び

僕の右胸にある黒い影が先々月よりひとまわり大きくなっているのがわかって、明日、僕は紹介された都内の病院でCTスキャンを受けることになった。昨夜、目にしたものが頭から離れなくなる。昨夜、僕は興味本位で影の見つかった部位をインターネットで調べ…

平塚のソウルフード「老郷」の湯麺を紹介するZE!

ビビったわけでも総務ガールの視線が冷たいからでもないけど今日からロックン・フード・ブログになりました。これからは当たりさわりのない写真と教科書みたいなキャプションで攻めていくけど、事情を察してよろしく頼むぜベイビー。会社バレきっつー。 で、…

日記が静止する日

網タイツをはいた派手なギャルが配っていたティッシュペーパーに「クリ○○ス特別サービス!ドM 看護婦 ペンライトのぞき」という文言がプリントされた紙が挟まっていた。このような文句の場合「ドM」とはサービスを受ける側がマゾになれるのか、サービスを施…

誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくい上司のすべてについて

今年の部長は不幸つづきです。父。母。弟。義父。義母。従兄弟。多くの親族が亡くなり、それを理由に会社を休んでいます。従兄弟は僕が知っているだけで四人、義理の母上様は三回は亡くなっています。複雑な家庭環境なのでしょうか。義理の母上様はゾンビな…

私課長だけど会社のトイレが自動センサー式だった 死にたい。

課長なのに、EDなのに、35歳なのに、会社で発射してしまった。今朝、誰よりも早く出社して男子トイレへ向かった僕は、オッサンしかいないのにというのは笑止くくっと笑いつつ、小便器の前に仁王立ちし『パウ!』一喝、全身の筋肉を弛緩させた。あれ?違和感…

第九回文学フリマ出品作品『ブレインデッド』

来たる2009年12月6日に開催される「第九回文学フリマ」(大田区産業プラザPiO )に前回に引き続き文芸同人『UMA-SHIKA』の一員として参加します。僕は『ブレインデッド』という短篇小説を書きました。 『ブレインデッド』 「名は体を表す」ということわざが…

とある友人の悲惨な離婚

友人が離婚した。先生、小説にしてくれ、名前を出してもいい、書籍化のさいに金をくれればいい、と本人から言われているが、離婚というデリケートな話であるし、節度っつうの?このような話題で、本人を特定するような行為は暴挙であって、いくら僕がロック…

人間は会社のためではなく恋と革命のために生まれて来たのだ。

昼、蕎麦屋でカレーうどんを一くち、ぐじゃっと吸って部長が、「ンあ!?」 と奇怪な叫び声をお挙げになった。「どうかしましたか?」おうどんに何か、部長の好物の虫の死骸でも入っていたのかしら、と思った。「いや」 部長は、何事も無かったように、また…

ロックンロールはふり向かない。

その声は、ある朝突然、ロックンロールに乗ってやってきた。初夏。春先からダイエットを兼ねて続けていた自転車通勤を暑さで挫折した僕は、毎朝、江ノ電に揺られていた。小さな路線なので読書にはむかない。だから音楽、iPod、インナーイヤーヘッドフォンに…

音信不通の弟へ

拝啓。元気でやっているか。兄はあいかわらずのインポで面白くない日々だ。イーディーと呼ぶのがちかごろの流行りのようだが、その呼び方にはどこか気障の色があるように思え、兄は好きではない。一昨日より八戸にいる。出張だ。出張、というと、浅はかなお…

京都六景/親父とお寿司

京都の秋を三点ほど描きました。過去に描いた《秋もの》とあわせて《京都六景/秋》をご覧ください。 ※以前ブログで発表したものは画像を大きめにしてあります。

恥の多い会社に勤めてきました。

恥の多い会社に勤めてきました。自分には、普通の会社というものが見当つかないのです。今日は会議がありました。月次定例営業会議。月次と、たいそうな名前がつけられていますが月に四度は開かれています。もっとも多いときで月に十度は開かれたと記憶して…

私の異常なお見合い・風雲篇 または私は如何にしてEDの誇りを胸に忍者プレイを強要してくるお見合い相手を説き伏せたか

お見合いから9ヶ月、シノさんとのわけのわからない関係は相も変わらずつづいていて後悔先に立たず僕もまったく立たず現在に至る。シノさんとは春先にお見合いをした25歳の娘さんで興味/戦国武将(西軍派)趣味/コスプレ(コスプレネームはノッピー☆)&ド…

会社オワタ\(^o^)/

「\(^o^)/ヤター楽しい会社できたよー」(id:Delete_All:20091019:1255969532)のつづき 十月の朝、冷たい風が吹きすさぶ羽田空港に僕と部長はいた。出張のためだ。「羽田はハブ空港になる…。俺も一匹のハブになって顧客に噛み付いてやる…」って意味不明に…

タイムマシンの恋人

秋の新宿駅埼京線ホーム。「あなたとは終わりよ。だって…」。彼女の言葉は僕の耳に吸い込まれる直前で発車ブザーに弄ばれ、それから永遠に喪われてしまった。彼女は初めて出会ったときの言葉を覚えているだろうか。僕はいまでもはっきりと覚えている。彼女は…

25年後の磯野波平

「25年後の磯野家」というグリコのCMシリーズをご存知だろうか。「サザエさん」の磯野家の25年後をカツオたち磯野チルドレンの視点から実写で描くシリーズCMだ。このCMを観るたびになにかモヤモヤした気分になるのは僕だけじゃないと思う。「彼」がいないか…

僕の部長を紹介します

目標視認。距離1,000。接写モードをオフ。3、2、1。パシャ。手元でシャッター音。部長、ドライバー空スイングをキャンセル。衝撃回避姿勢。即座にチャフ(口臭)散布。 部長「おい、何を撮っているんだ…」 僕 「部長のコーディネートを参考にしようと思いま…

\(^o^)/ヤター楽しい会社できたよー

最初からおかしいと思ったんだと思ったときにはたいてい手遅れなんだと思ったのは目的地に向かう車でハンドルを握りアクセルを踏み込んでいるときだったりするから人生ってやり切れないと思う。数日前。「金曜の仕事がはやく終わったら林檎狩りへ行くぞ」と…

リツコ30歳

リツコ先生のツイッターをみつけたよ。楽しそうなつぶやきだね。

秋風薫る熱海のローズ&ハーブ園でローズヒップティーを嗜む&ブラザーたちと資生堂デザインに酔いしれる…つもりだった

今朝。忍者になって息をひそめて息子もひそめて会社のパソコンにニコンの画像を落としてえへえへ笑っていたら総務ガールのマヤちゃんに見付かった。先祖はクノイチなんだろう。「なんの画像?」あれ?「連休中に熱海へ行って来たんだよ。観てみるかい?」「…

ネット通販でパンツを買おうとしたら

(修正)

花参り

お萩と牡丹餅の違いが僕にはよくわからない。春、秋、季節によって呼び名が変わるだけで同じもの、らしい。それなら棚から落ちてくるのがお萩ではなくて牡丹餅なのはなぜだろう?「たなぼた」が「たなおは」でもいいんじゃないか。そんなことを思いながら仕…

私の異常なお見合い・策謀篇 または私は如何にしてアル中の上司を歴女と共に処理したか

月曜午後一時の僕はソバ屋で部長と酒を飲んでいた。部長は「俺の言ったとおりゴンザレスをファーストからピッチャーにコンバートしたら、みろ、20勝投手だ。俺には人を見る目がある…」なんて、どの選手を指しているのかまったくわからないジャイアンツ話を僕…

私の異常なお見合い・雌伏篇 または私は如何にして謎の預言者のインチキを暴き人々を救い出したか

大船観音の足元にあるファミレスで宗教家ハナゲーノフ(仮名)の鼻を穴があくほど凝視していた。左側の鼻の穴からは少しだけ、右側の穴からは豪快に毛が飛び出していた。《野郎、右利きだ…》。「FBI心理分析官」をブックオフで購入熟読記憶し、《趣味》の欄…