Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2009-01-01から1年間の記事一覧

ウチの社員食堂はなぜ隣の社員食堂よりも高くてマズいか。

「どうして同じコロッケ定食なのに値段が250円も違うのか(あたまの悪い)俺にわかるように説明しろ」と部長に無理難題を突き付けられました。脳みその溝が少ない部長のために簡単にざずっと考えてみたもののメモです。 ある日のことです。部長と得意先に赴…

ニップル騎士団ライヴ告知(2009.09.22/ギャルコレ)

チョリース!「ラブプラス」と酒井法子が列島を震撼させている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。ライヴ告知です。9月22日にはてな発・人力サンプリングバンド/ニップル騎士団(id:Geheimagent(guitar)id:acidtank(MC) 羊スペイン(drums)id:MAS…

いんぽ白書

京都駅を発つ新幹線の窓ガラスに映るシートに深く身を沈めた半透明の俺の姿はまるでスキャンされた胎児の亡骸。俺は何に対してというわけでもなく舌打ちし、前の座席の背から引き出したテーブルの上に置いたノートパソコンで大人向けDVDを観始めた。 板垣あ…

ノートをさがしています。

先日この日記でお知らせしたノートはまだ見つかっておりません。生活に支障が出始めてきましたので引き続きご協力をお願いします。紛失した場所はJR横浜駅西口から少し歩いたところにあるドトールです。A4サイズの大学ノートです。表紙には「明るい人生計…

なんとなくトレンディ

ワカメって呼ばないで。あたしの名前はジュンコ。ピッチピチの女子高生。片仮名表記がトレンディでしょ。夢?野暮でダサい質問ね。このナウいヘアスタイルでわからないの?ヒント1。竹下通り。ブー。耳おかしいの?それに総理は竹下じゃなくて中曽根よ!イ…

ノートをなくしてしまいました。

横浜駅西口のドトールでノートをなくしてしまいました。見つけた方はメールでご連絡ください。A4サイズの大学ノートです。表紙には太字で「明るい人生計画12巻」と女性器を示すシンボルマークが書いてあります。裏表紙には醤油かラー油をこぼしたシミがあ…

無垢な部下と無情な部長の信じがたい悲惨の物語.

部長の頭のなかには花が咲いている!部長の頭皮で白くチラチラと輝いていた光の粒は会社の女の子のシカメ面を誘発するフケではなく白い花びら。部長の頭のなかで白い花は咲き誇っていて、時おり、迷子になった花びらが頭皮から湧き出てきているのだ。白いお…

私の異常なお見合い・野望篇 または私は如何にしてちっぽけなプライドを捨てクスリで人間をヤメたか

お見合いによるストレスで目のまわりに湿疹が出来てしまった。湿疹パンダになり下がった僕を心配したシノさんが「いい化粧水がありますうー持ってきますうー」って平野綾の声マネで叫んだので月曜の夕方に会う約束をした。シノさんは僕のお見合い相手だ。戦…

ミス・インディペンデント(とあるガールの孤独な独立)

ごめんごめん待った?向かい風が強くてさ…。あれマヤちゃん髪切った?え。風でボサボサになってるだけ…そーなんだ…。薫似君の部屋はこのアパートの…二階なの…じゃ、行こうか(テテテ)。402…402と。あった402号室。(ガジョガジョ)あー鍵かかってるなあ。ごめん…

私の異常なお見合い・黎明篇 または私は如何にしてお見合い相手の妹に「おにいさん…わたしはじめてなの…」と言わしめたか

お見合いから半年。「このまま結婚してしまうのかなぁ」って呟きながら毎晩ビールを2リッター飲み続けた結果、健康診断で、糖、不整脈、中性脂肪、γ−GTPが落第点。体重も増で僕メタボ。大山のぶ代似の医師から「死ぬよプゲラ」(超訳)と脅されて、「お見…

青さ

「じゃあ頼むよ」。僕に難題を押し付けた電話があっさり切れたのは三日前の夜。それからの眠れない夜をインスタントコーヒーで退散させ僕は車のキーを回す。ボンネットで散る陽は夏の終わりを忘れさせる強度を持っている。ただ、蝉の鳴き声のカーテンは日を…

実生活においてライバルに圧倒的大差で一本勝ちしてチョメチョメするためのインポジティビティについて

昨年冬からインポやってるビギナーです。インポっつうと暗くて後ろ向きなイメージがあるかと思いますが、「こんないいこともあるんだぜ」「インポ…おそろしいチンコ…」というふうに利点を衆知して世間の偏見を正すとともに、皆様から投げつけられるであろう…

徐々に奇妙な性癖

誰でもよかった。あの頃、二十歳の僕は。四六時中苛ついていて、それでいてなにに対して苛ついているのか対象がわからない僕は、ただ誰かに受け止めて欲しいと願っていた。自己中心だとは知りながら。「あなたは自分しか愛せない人なの。顔をいつも隠してい…

はてなファミスタ甲子園を開催します!

ファミスタ王者を決めようZE!参戦希望者熱烈募集中。現在、以下の方々が参戦することになっています。熱い参加表明をどうぞ!なお、このトーナメント表は厳正かつ公平な手続きのもとで作成されました。トーナメント表↓

来々軒でつかまえて

もしも君がほんとにこの話を聞きたいなら、僕がどこで生まれたとか、子供の頃はどうだったのかとか、仕事とか性癖とか、そういうお見合い相手みたいなくだらないことは聞かないで欲しい。話題がないからお見合い相手みたいにそういう差し支えないことから聞…

僕のサマーウォーズ

暑い夏だった。高校二年の僕は、入道雲の下で夏の暑さに熔けていた。熱気ムンムン蝉ミンミン僕悶々、それは今も同じだけれど、あのころインターネットはなかった。携帯電話もなかった。消費税は三パーセントだった。宮沢りえはまだヘアヌードになってなかっ…

お兄ちゃん…涙が止まらないよ…

あ、お兄ちゃんお風呂に入ったみたい。よし今だー。お久しぶりです。フミコ・新垣栗山ゆま蛯原クリステル璃子です。最近、お兄ちゃんがおかしいんです。なにか悪いこと…犯罪とか…してなきゃいいのですが…。 だってだってお兄ちゃん、いつも夏になると裸にな…

カツアゲに遭いました

父さんにも殴られたことないのにカツアゲに遭った。午前中に高崎駅構内で被害者になった僕は今、熱くなった頭を冷やすために、高崎駅東口にある、一面ガラス張りで、入り口の広さが悲しくなるほど人影は疎らで、四角くピカピカした姿はどこか宗教的で、その…

死ぬ気で恋愛してみないか

7月29日晴れ。昨夜の酒がおおいに残り、とてもこの世で生きている心地のせぬ私が世の中のすべての大して面白いこともないのにうふふあははと微笑んでいる大都会の男女にむけて呪詛を吐きながら血尿を垂らし終えると自分の体の芯のようなものがふいと軽くなる…

私の異常なお見合い・螺巌篇 または私は如何にして私がインポだと知っているおばはんと臨終プレイをするに至ったか。

昨日のつづき。 ロックじゃない。シノさんのお母さんを迎えに行く車中、後部座席でカップ酒を飲みながら僕は呟いていた。「こんなのはロックじゃない」。ロックンローラーとお見合いは相性が最悪だ。ビートルズはお見合いをした結果、メンバー間に修復不能の…

私の異常なお見合い・紅蓮篇 または私は如何にして歴女に対し膣ナラについて語るに至ったか。

何かおかしい、何となくそんな気がした。そのとき、徹夜明けの僕は、お見合いを忘れるように足を運んだ、「おはようございますプロデューサー!」なーんてカワイイ女の子がしなしな挨拶してくれる《アイドル育成カフェ》について考えていた。ポイントが貯ま…

豚肉は川になる

「赤ちゃんが二十歳になるまで生きて成人式を見られたらその場で死んでもいいなあ〜」。郊外の豚しゃぶ店で、ひとあし早く食事を終えた母が言った。八月の終わりに弟には子供が産まれる。三番目のタフガキ。弟は「ぜんぜん余裕だろー縁起でもねーなー。それ…

松居一代十夜 第六十九夜

アルゼンチン人ダンサー、ファン・ロマン・マンクーソが三陸にある小さな港町にやってきたのは三日前のことだ。エルプリンチぺ!エルニーニョ!バイアグラ!熱狂と狂騒の渦でダンサーとして獲られるかぎりの称賛を得た彼は「ワールドツアー《マンクーソ博士…

草なぎ剛を見つめてる

前回(http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20090424#1240503675) ねえ剛。この前送ったあたしの手紙読んでくれたかな?あの頃のあたしたちは誰もいないところで全裸になることに夢中になっていたよね。まるで初めて大人のオモチャを手にした子供みたいに。そ…

初夏に、キャッチボールで、僕らは。

体育館と校舎を繋ぐ渡り廊下で僕らは雨宿りしていた。日曜の学校には特別な空気が充満している。期末試験が終わったあとならなおさら。グラウンドを追い出された運動部の連中の掛け声が背中の体育館から聞こえる。校舎からは軽音楽部?レベッカの「ラズベリ…

忘れられたエヴァンゲリオンへの追憶

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を観た。テレビ版や旧劇場版から大幅に変更されていて面白かった。ただ、あのころの、僕の気分とシンクロするような《特別な》なエヴァンゲリオンではなかった。もうひとつの、別の、エヴァンゲリオン。もちろん、そんなことは…

パオパオパッパッパのパオーン

夏を迎えるというのに昨年1月からのインポが治る様子がなくて半袖の俺は少し焦り始めている。寝ても覚めてもインポ。ポーポポポポポポーポー。俺は追い詰められている。背が高い。顔がいい。そういった俺を形容する身体的特徴のひとつとしてインポを捉えるよ…

ニッポンの夏、ブチョーの夏

目をひらくと空の青に彼が融けていた。海岸沿いの錆びの生えた柵に囲まれた無人駅。午後。梅雨はどこかへ脱走し、陽射しは単線を走るレールを二重の光線に変えていて、その行方は眩しさで見えない。プラットホームの真ん中で、白いワイシャツからうまくいか…

私の異常なお見合い・発動篇 または私は如何にして謎の教団からの執拗かつ性的な勧誘を退けたか

いいことなのか、それとも、悪いことなのか、わからない。でも、多くの人間がそうであるように、僕もまた、ギャルと激しい恋がしたかった。町を行き交うギャルは、何よりも素晴らしく、美しい。でも、三十路を迎えて五年、ギャルとはお近づきになれそうもな…

私の異常なお見合い・接触篇 または私は如何にしてアル中を装い謎の教団と対峙したか

小学校の音楽室であの歌を聴いたときに異世界は産声をあげたんじゃないだろうか。若者たち。君の〜ゆく道は〜果てし〜なく〜遠い〜だのに〜な〜ぜ〜歯をく〜いし〜ば〜り〜君は〜ゆく〜の〜か〜そんな〜にして〜まで〜。だのに、だのに、だのに。僕には、だ…