Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2026-01-01から1年間の記事一覧

入札の数だけ抱きしめて

僕は給食会社の営業部長。一ヶ月前に某案件の入札の指名を受けた。公的な施設の給食業務だ。競争入札なので最も低い金額を入れた業者が落札することになる。なお最低制限価格はなし。募集要項と仕様書を確認したところ「安全、安心の給食を提供してほしい」…

上司が知識を学んだら

僕は給食会社の営業部長。金融機関からやってきた会社上層部は、何年経っても給食や給食業界の知識がゼロのままである。業界知識と業界常識が皆無なので、会議などでわからないことがあると「何それ何それ」と質問を繰り返して進行の邪魔をする等々、業務に…

ぜんぶキャリアダウンのせいだ。

ここ数年、意識の高い人たちから一般層に波及して、「キャリアアップはいいよね」「良いキャリアを築かなきゃね」みたいな風潮だ。ネットはキャリアアップ、スタートアップという言葉が氾濫していて息苦しい。あっぷあっぷだ。キャリアアップとは技術・能力…

そして誰も氷河期世代に触れなくなった。

また、就職氷河期世代という言葉を耳にしなくなった。選挙が始まるとどこからか聞こえてきて、選挙が終わると聞こえなくなり、そして誰も触れなくなる。その繰り返しだ。「救済は無理なので触れないでおこう」という考えが見え見えで興醒めだ。 僕は1974…

取引先のために犠牲になる必要はない。

6月末で、半年間取り組んできた仕事が一段落した。結果には満足している。僕は給食会社の営業部長で、会社はバリバリの中小企業だ。半年間取り組んできたのは既存クライアント企業との契約解除交渉。現契約関連の交渉等は、本来、既存事業を担当する事業部…

中小企業は、相手先の不正にどう対応すればいいのか。

僕は給食会社の営業部長。当社参戦中の社員食堂のコンペがあったのだけれど、先方からお断りの連絡が来た。「当社が求めている基準に達していない」が断りの理由だった。まだ何もしていないのに失格。試食会をする予定だったのに。謎である。 先月末、担当者…

隣人トラブル解決のカギは想像力(2026)

数年前から暮らしている築30年の賃貸マンションが僕の城。体感猫の額の半分ほどの狭小の部屋で奥様と慎ましいだけの生活をしている。問題はある。隣人の売人風の若者が昼もぶらぶらと怪しげな行動をしていたり、下に住む謎の住民が数か月間姿を消していたり……

「育てられる」は思い上がりで「育ててほしかった」は甘えだよね。

僕は給食会社の営業部長だ。給食業界は、敷居が低いせいか、少し変わった経歴の人がやってくることがある。僕自身も他の業界から漂着して、脱出の機会を逃して働き続けている人間だが、給与水準が高いわけでもなく、地味で変な(ジミヘン)給食業界に「君は…

1998年夏、僕は人脈を捨てた。

1998年の夏、僕は人脈を捨てた。そのおかげでたいした才能もないのに営業という仕事を続けられた。僕は人脈を否定しない。人脈が必要な仕事や立場はある。ただ、人脈で得られるものが、コストに見合っているかは疑問だ。過大評価されているようにも見え…

給食営業マンがスポーツ強豪校の200円食堂がなぜコンビニになったのか考察してみた。

野球部が甲子園出場したこともあるスポーツ強豪校私立高知中央高校の200円食堂が5月に廃止されてコンビニになったことが話題になっている。news.yahoo.co.jp 保護者や学生が学校を選んだ理由に「リーズナブルな学食」を上げていたので批判の声が出るのも、…

読売ジャイアンツ阿部監督辞任騒動で人間とAIとの関係性は新たなフェーズに入った。

読売巨人軍の阿部監督辞任騒動から一週間が経った。姉妹喧嘩を止めようとした阿部監督と揉めた娘がチャットGPTに相談して児相に連絡、児相が警察に通報して現行犯逮捕、翌日監督辞任というのが伝えられている流れだ。現役プロ野球監督の現行犯逮捕という衝撃…

思い出万華鏡

母は83歳になった。さいわい持病はない。そういえば僕が子供の頃から「体が弱い」と言いながら寝込んでいる姿を見たことはない。怪我をしたこともない。もともと元気で健康は人なのだ。母方の祖父は100歳で亡くなるまで杖もつかず、背筋もまっすぐ、歩…

仕事や労働を崇めるのはやめましょう。

SNSにときどき流れてくる、賢くない人による賢くない人向けの番組の切り抜きと思われる「イケイケな経営者たちが起業家志望の若者にダメ出しをする動画」が苦手だ。「仕事サイコー!」な価値観から、上から目線で批判している構図が見ていられない。そも…

キャリア実績マシマシ人間はどう見極めればいいの?

僕は給食会社の営業部長だ。勤めているのは中小企業である。当社は人材不足で、思うような新卒採用が出来ていない。良い人材は大手に刈り取られていてすでに焼野原である。焼野原からわずかな成長を信じて育てる余力もない。というわけで人材補充は中途採用…

最近の他責思考は「教えを乞う」姿勢で巧妙に隠蔽されていてつらい。

悲劇は繰り返される。同僚から「結果に直結する仕事のやり方を具体的に教えて欲しい」と依頼されたのである。もともと具体的なものは役に立たないというのが僕の考えだが、これも仕事のうちと諦めて、依頼に応じるようにしている。「自分に教えられることな…

客が神すぎて滅!

商売における「お客様は神様だ」という考え方は過去のものになった。カスタマーハラスメント等の原因になるからだ。だが、営業という仕事に関しては、客が神という考え方でいい。そもそも契約を締結していただく、商品を買っていただくお客様と対等の関係に…

ナフサの調達状況について業者から連絡がありました。。

ごみ袋やポリ袋などの主原料であるポリエチレン・ナフサが確保されているのかないのかが話題になっている。ナフサが足りているのか、それとも足りていないのか、わからない。そこに見え隠れする駆け引きや思惑にも興味はない。お菓子のパッケージや製品の包…

ワイドショーは本当にゲスでくだらないものなのか。

ワイドショーを誤解していた。バカバカしく、くだらないものと決めつけていた。自分の浅はかさが恥ずかしい。僕は給食会社の営業部長で、ときどき人員不足の老人ホームと保育園の厨房にヘルプで入っている。昼食の提供が終わると休憩時間で、休憩室でパート…

母と、僕の、最後のディズニー。

母を連れて家族で東京ディズニーシーへ遊びに行った。今回が母と訪れる最後のディズニーと決めていた。ランドではなくシーを選んだのは、開業25周年でお祝いムードだから。「最後だからお祝いしてもらわなきゃ」という母の前向きな言葉に僕は胸が詰まりそ…

資本主義~そして終わりのない悲しみ

先日、SNSを眺めていたら実業家の人が全裸の女性たちでつくられた人間シャンパンタワーに酒を浴びせて「これが資本主義だ」と叫ぶ動画が流れてきた。当初は生成AIで作成された悪戯動画と思ったが、並び重ねられた平凡な尻の造形にリアルと金の匂いを感…

はてな、まだ走れるよな?

はてなが振り込み詐欺にあって11億円の資金が流出したと発表した。まず金額の大きさにも驚いたが、振り込み詐欺ってなんなんだよ。インターネット事業をやっている企業が振り込み詐欺に遭うって、なんなんだよ。セキュリティとガバナンスどうなっているんだ…

無能だと思っていた会社上層部によって素晴らしい社内改革が起きようとしている。

給食会社で働いている。会社は中小規模で、厳しい社会情勢のなか、何とか生き残っている感じだ。歴史は古く、創業は半世紀越えだ。顧客の信頼は厚く、五十年契約を継続していただいているお客様もいる。業界では解約率も低い(と思う)。ただ、長い歴史と成…

日高屋で炎上した外国人雇用問題は、個人経営の飲食店の方がはるかに深刻だよ。

日高屋が社長発言を謝罪 13日放送番組で「日本人労働者軽視」と受け取れる表現<全文> - 産経ニュース日高屋のトップの発言が「外国人優先」と受け取られて大炎上した。詳細については省くけれども、僕の周辺では、この問題については大手外食チェーンより…

「らんま1/2」で学んだ中国語で中国系企業との商談に臨みました。

僕は、給食会社の営業部長、先月、部下に同行して北関東地方の某市まで赴いた。相手は地元企業をターゲットにしたお弁当屋のオーナーだ。オーナーは中国出身の女性で、弁当事業をはじめたものの、計画通りにいっていないため、日本人向けの日替わり弁当の献…

超一流クライアントから解約通知を受けました……。

先日、超一流クライアントから給食委託契約(社員食堂)の契約解除を通知された。メールか封書で通知してくれればいいのだが、対面で直接伝えたいと一流の心遣いをしてくださったので一級建築士設計の一流の作りのビルで会うことになった。なお当社上層部は…

氷河期世代の僕から新社会人の皆さんへ(お祝いの言葉)

新社会人の皆さん、おめでとうございます。怠惰で長すぎる学生生活を終え、いよいよ社会という舞台に立つ皆さんの姿を想像して、僕自身、新しい仲間を迎える喜びと、玉突きで追い出されるのではないかという不安で胸がいっぱいです。 かつてない人手不足、空…

給食営業マンがノロウイルス食中毒の本当の厄介さについて語ってみた。

大阪で大規模なノロウイルスの食中毒事案が起きた。 news.yahoo.co.jp 事件の詳細はリンク先その他を確認してもらいたい。被害数百人という規模の大きさと、感染ルートがパンの配送時らしいということで話題になっている。詳細はわからないが、よく特定でき…

メディアが伝えない給食の現場のリアル

僕は給食会社の営業部長、久しぶりの更新になった。現場の欠員を埋めるために奔走していたのだ。昼までは保育園の厨房、午後からは特別養護老人ホームの厨房に入り、その合間に営業部長としての仕事をしていた。ありがたいことに、一連の穴埋めで洗浄業務の…

中小企業における業務属人化はマジで地獄です。

僕は52歳の営業部長だ。中小企業に勤めている。年齢的に転職も厳しいこともあって、今の会社で会社員生活を終えたいと考えている。そのためには、最低でも退職日まで今勤めている会社を延命させなければならない。そんな極めてプライベートな理由から、営…

ありがとう、独身税。

「独身税」こと「子ども・子育て支援金制度」には心から感謝している。4月からの導入が待ちきれないくらいだ。「感謝」のひとことでは伝えきれないので、溢れる思いを今こうして文章にしている。僕は食品会社の営業部長だ。中小企業なので、多くの中小企業…