Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

「興味ない」にキレる人について

どうしても興味を持てない話は「興味がない」と言って打ち切るようにしている。時間とカロリーの無駄だからだ(プライベートのみ。ビジネスは別)。そんな僕のスタンスを苦々しく思う人の存在に気付いて大変驚いている。キレられたのだ。否定されているように感じたらしい。「興味ないんだけど」「その話長い?」とざっくり切る僕のやり方はさておき、自分の話が万人から興味を持たれると考えるのは傲慢すぎやしないかと僕なんかは思うのだけども。全く興味を持てない話に「マジで!」「ウッソー!」と大げさなリアクションを取り、さも興味があるように振る舞うのは、その場をやり過ごす態度としては正解だ。だが、それって相手が興味を持っていると思ってノリノリで話をする側、興味を持てない話のために時間を割く側、双方にとって無駄な悲劇ではないか。人生は短い。無駄なことをしてる暇はないのだ。興味ないは否定でも拒否でもない。時間とカロリーの無駄使いを防いでいるのだ。もちろん自分の話に興味を持たれないのはあまり気持ちのいいことではない。インターネットなどでは自分と異なる意見を敵だとみなして攻撃する人も見受けられる。だが興味ないのを理由に話を打ち切る方が興味があるフリをされるよりずっとマシではないかと僕は思うのだ。多種多様な価値観がそれぞれ存在することは、たとえ相容れないものだとしても素晴らしいことなのだ。興味がないと言われても、否定されてる、拒否られてると捉えない心の余裕を持ちたいものである。私事になるが、最近、僕の話が妻に打ち切られることが増えた。「興味ないんだけど」「時間があるときにしてもらえますか?」「うーん面白くないなー」「静かにしてもらえますか」、一連のフレーズからは拒否されてる感がしないでもないけれど、これも相容れない多種多様な考えのあらわれ、素晴らしいことなのだ。拒否されているわけではないのだ。絶対。(所要時間9分)