Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

私の異常な結婚生活 または私は如何にして妻を…


 今まで妻との見合いから結婚にいたるまでを面白おかしくふざけて書いてきたが、今日は今、直面している問題を公にして、皆さんの意見を賜りたいと思う。

 昨夏に結婚して以来、僕と妻になったシノさん、そして母、3人の実家での生活は万事順調とはいえないが概ね順調だ。些細な問題はあれど、懸念していた嫁姑関係である妻と母が互いをシノちゃん、聖麗院さまと呼び合うほど仲が良いのがなによりだ。強いて問題をあげるなら、僕のイビキだろうか。イビキをかいていることは自覚していたのだけど、まさか工事現場にたとえられるほど大きな音だとは…、婚前、妻に僕の騒々しいイビキが発覚していたら結婚できなかったであろうから、床を共にすることによりイビキを試聴される機会がなくて本当によかった。ありがとうインポテンツ。


 だが、僕らの新たな生活が概ね順調なのは今や過去のことになってしまった。実は結婚直後から、一緒に暮らし始めてから、あったのだが、時折、妻がおかしくなるのだ。おかしくなる時間帯や状況には、いくつか例外はあるが、大抵は夜遅く、床にはいるときだ。【スイッチがはいる】って言い回しがあるがまさに妻は【スイッチがはいったように】ベッドにはいるなり話しはじめる。当初は寝言が多い程度に気楽に思っていたのだが、先月中旬からは「この家には私の居場所がない」「実家に帰りたい」と泣きじゃくることも多くなり考えを改め深刻に受け止めるよになった。


 それで終わりならまだいい方で、酷いときは、って最近はほとんど酷いのだが「このままじゃ壊れちゃう」「私が私でなくなっちゃう」と眠るまで繰り返す。僕が心配して声をかけても、聞こえているのかいないのか、壊れちゃう、壊れちゃう、と泣きつかれて眠るまで繰り返し続ける。僕には声かけながら妻の肩をなでてやることくらいしかできない。


 そのようなことがあった次の朝、妻に「昨日の話なんだけど…」と問いただしてみるのだが「ん?何のこと〜?」とか言っちゃって、お誤魔化しているのか、本気で思い出せないのか、ちょっと判断つかない。けれど僕は妻を信じたいと思う。普段は僕をオヤカタサマーと呼んだり、母と仲良くでかけたりとまったくもって普通で発作が起った当初は生活の変化で疲れているのだろうと推察していて、時間が経てばおさまるだろうと考えていた。


 甘かった。今でも発作がないときは普通だ。ただ、常に眠そうであったり、激ヤセしたり、湿疹がひどかったり、突然シンニード・オコナーのような坊主になったりと結婚生活に影を落とすようになってきている。妻はメンタルな病気なのか、それとも他の障害なのか。いずれにせよ、妻を脅かすものと向かいあって戦っていこうと思う。苦しくても辛くても戦い抜く意思はあるが、敵の正体も、戦う方法も、わからないのが辛い。


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