Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

ブログ再開します。

4ヶ月弱休んでいたブログを再開することにした。予定より早い再開の理由は「文章を書きたいという心の声に従ったまで…ノーブログ、ノーライフ」というキモいものでも「ブログ更新しないとアフィリエイト入金がなくて困窮する」といった経済的なものでもない。執筆用のガラケーが復活したわけでもない。休んでいた数ヶ月に僕の周りで起こった昇進、妻との別居、ポケGO、交通事故、大怪我、ポリープ切除、残業、転職失敗、シン・ゴジラ。そんな慌ただしくも充実した夏を送るうちに蓄積されたネガティブな感情、すなわち怨念を僕ひとりで独占することなく皆とシェアしたいと思ったからである。それが早期再開の唯一の理由。なのでしばらくは素晴らしい夏の日々を振り返ることになると思う。お付き合いしていただけたら嬉しい。しかし、我ながら中断する前の僕の文章は酷いものだったと認めざるをえない。ストレスと胃痛による苛立ちを発散するためだけの、他者をイヤな気持ちにするようなあざとく、汚らわしい文章。僕は間違っていた。アレを読んで気分を害したすべての人に謝りたい。本当に申し訳ない。今は胃痛もよくなり、尻穴にハッカを入れているような澄み切った気分だ。再開にあたり今後は《ストレス発散から》ではなく《嫌いな人間を徹底的にイヤな気分にさせたい》という純粋な動機から、人様をイヤな気分にする不快でゲスい文章を書いていきたいと思う。なお、諸事情により全治2ヶ月の身ゆえ、以前のような更新ペースで書くことは出来ないのでそういう事情も踏まえてお付き合いしていだけたら嬉しい。今後ともよろしく。(所要時間8分)

フミコ、ブログやめるってよ

ここらで一度ブログをやめようと思う。はてなダイアリー時代から数えて12年半、ストレス解消のためにやってきた大事な宝物のような場所。なぜやめるのか。ストレスがなくなったわけではない。むしろストレスは体を蝕むくらいに大きなものになっている。一言でいうなら環境の変化かな。インターネットやブログに対する熱を失った。相当数の人間に読まれるようになってしまい賢い人や賢くない人に絡まれるのが加齢に伴う精神的な余裕のなさにより面倒臭いものに思えるようになった。はてなブログについてはその拝金主義めいた雰囲気、ブロガー各位による真偽判定しようのないPV収支等運営報告、ブックマーク互助会からの誘いが来ないことに起因する孤独感疎外感、それらに嫌気が差した。また宣伝を消すために有料プラン料金を少ない小遣いから毎月捻出するのも負担になってきた。社会的には介護保険料の上昇。軽度の男性更年期。うまくいかない転職。好きなブログの更新頻度の低下。2ちゃんねるやはてな匿名ダイアリーでの辛辣な批判。これらが理由になることなど他人の意見を聞かない僕にとってブログをやめる理由になるはずがなく(どうでもいい)、ブログをやめる唯一の理由はブログ執筆用に使っていたガラケーが壊れてしまったからである(突然落ちる、ジュースをこぼして一部キーが固まった)。なので少ない小遣いを積み立てて手元にガラケーが戻るまでの数ヶ月~1年程度の期間、物理的理由でブログを書くことが出来ない。とりあえずさようなら。復活の日までお元気で。(こんな短い文章なのにiPhoneで書いたら30分近くかかってしまったよ)

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転職バタンキュー

営業課長という役職についているが営業の仕事自体外注に出しているのでやってることは専ら、アルバイトの穴埋め、契約解除交渉といった誰もやりたがらない汚れ仕事ばかりで、そんな新規開発営業とかけ離れた姿を同僚たちから「特命課」と揶揄されてムカついている。

 

連休中のアルバイト穴埋めが一段落して待っていたのは相手が望んでいない契約解除交渉だ。それは某老人ホームでの食事提供業務で先方の満足度も高いし利益も事前の予想通りに出ているが弊社トップの経営判断で撤退が決まり契約通りに3ヶ月前解約通告を行い今月末に業務終了と相成るはずで、今日は先方と引き継ぎ業者を交えて打合せをする予定だった。私事だが僕はこの打ち合わせを終わらせて転職にともなう面接を受けなければならなかった。

 

相成らなかったのはウチの会社の後に業務を行う会社が見つからなかったからである。先方担当者は「一生懸命探したんだけどねー」と言っているが人に裏切られ続けた結果猜疑心が強くなってしまった僕は契約解除を申し入れてからの2カ月何もしなかったのではないかと疑っている。嫌味で「2ヵ月あれば秀吉なら50は城を建てられますね」と言ったら「立派な城をつくるには何年もかかりますよね」と返してくるからたまらない。そーいうことではないのだ。単なる引き継ぎの打ち合わせのはずが。僕には大事な面接が待っているというのに。

 

このままでは老人ホームの食事提供が滞ってしまう。迫るタイムリミット。事態を収束させるために県だか市だかの役人さんも来ていた。先方の担当者と口裏を合わせていたのだろう、お年寄りの食事が止まってしまったら困りますよねーと二人は僕に言った。まったく困らない。むしろ、無事に最終日に撤退できないこと、この打ち合わせが定刻で終わらないことのほうが困る。正直に僕はその旨を伝えた。だって困らないし困るから。すると彼らは、それって人としてどうなの、と僕を責めるような口調で言ってくるからたまらない。

 

《まさか、お年寄りに酷いことをするような非道い人じゃないよね。そんなことできないよね。》こういう自分の能力の無さや仕事の未熟さを棚にあげて、人の善意に付け込んで困難を脱しようとする輩が僕は好きではない。ルール通りにやっているのだから。ムカつくのは僕が良心の呵責から自発的に契約を延長を申し出るように差し向けようとしている虫のよさだ。なぜ、アタマを下げることができないのだろう。不思議だ。なにより迫る面接の時間。

 

役人さんは、ウチの会社の契約延長以外のカードを持っていないらしく、アホのように、お年寄りが、福祉が、と言うばかりでいい加減ムカついたので「黙れ公僕!」と一喝して沈黙させた。このままでは埒があかず転職が遠ざかるので、先方の担当者に僕が同業他社にコンタクトを取りますから、あとはよろしくお願いします、つって知り合いの営業マンに連絡をとった。驚いた。親しくしている4人の営業マンのうち、2人は業界に絶望して転職(または転職間近)、残り2人はまったく乗り気ではなかったのだ。

 

なぜ乗り気ではないか、その理由は慢性的な飲食業界の人不足で、この状況の先行きが見えるまでは新規事業所を増やさないよう上からお達しがでているからであった。その状況を先方の担当者に伝えると、彼は意を決したようにテレビのコントローラーを手に取り、スイッチを入れ、夕方のニュース番組を見ながら、アメリカ大統領誰になるのでせうね、と文語体で言った。絶望のあまりおかしくなったようである。

 

実際問題、お年寄りたちの食事提供を止めることはできない。誰かがやらなければならないのだ。僕は本社に持ち帰って一ヵ月だけ業務の延長が出来るよう上に掛け合ってみることを約束した。このときの僕にはどういうわけか打ち合わせを速く切り上げて面接に向かいたいという気持ちはなかった。うまくいくかどうかはわからない。五分五分といったところだろう。縁もゆかりもない老人が困ろうと僕の知ったことではないけれども、なかなかビジネスライクにいけないところが僕のダメなところだ。

 

結局、事態急迫のため本社に戻らなければならなくなったため、面接はキャンセルせざるを得なくなってしまった。辞める会社の仕事に巻き込まれて面接活動も共倒れ。転職バタンキュー。こんな損しかない実のない戦いをするのはこれで最後だ。今度このようなことがあったら老人だろうが子供だろうが人柱にして自分の城を立てる。共に戦ってくれる仲間が欲しいところだけど特命課と揶揄されている僕には頼れる相棒が一人もいない。(所要時間30分)

会社のヤバい徴候

全体的に人材不足が続いているが30歳未満の社員の不足が特に顕著で問題となっている。さいわい現時点において20代社員の退職は止まっているが(30歳未満社員が0人になったため)、皆さんには同じ轍を踏んでほしくない。今日は特別にこのような事態を招いたと僕が考えている《会社のヤバい徴候》を列挙する。皆さんの職場でこのような傾向がみられるようになったら早期の解決をはかってもらいたい。

 

①毎年度行われる「抜本的組織改革」

 

②トップ現場視察直後即日おこなわれる人事異動

 

③エアリプ、クソリプを繰り返すだけの公式ツイッター(その後中の人は休職。理由はお察しください)

 

④第二体操まできっちりやる朝礼時のラジオ体操 

(社業に寄与しないという理由で2014年廃止)

 

⑤「バラバラになった社員の気持ちを一致団結させるため」というトップの熱い気持ちで復活する朝礼時のラジオ体操(2016)

 

⑥賞与前年比減の年にだけ豪華に開催される社員旅行

 

⑦「社員旅行は強制ではないが強制ととらえてもらって構わない」「準強制」(人事談)

 

⑧仕事をしくじった若手社員に社訓と反省を叫ばせる。

 

⑨⑧の社訓が社訓でないことが判明 ※社訓はなかった!

→社長室に掲げられた文字列は孫娘様の「習字」

 

⑩忘年会においてトップ命令で強制的にやらされる集団宴会芸 

 →参考)「ランニングマン(2014)」「集団五郎丸ポーズ(2015)」

 

⑪創業50周年記念事業として社歌制定(作詞/社長 作曲/社長ご学友)「相模の地に~ 利をもとめて300年~」

 

⑫会議の際、トップの意見に賛同するときは社員証を目線より上に掲げる 類)朝鮮労働党


13 マラソン大会で激走する社長の耳にどれだけ声援を届けられたかで評価される完全実力主義。

 

以上である。一つでもチェック項目に該当したらすでに末期なので退職を含めた命を守る行動をとってほしい。これらの事例と人材流出の因果関係は不明だ。経営学、社会学に精通している方々に解明していただき労働者社会の維持と発展に役立てていただくことを草葉の陰から祈っている。(所要時間11分)

インターネットのおかげでLJDと知り合えた。

42年間罪深い人生を送ってきたので、これからは人の為に生きていきたいと真剣に考えている。具体的に申し上げると女子大生を守りたい。彼女たちの翼になりたい。そういう純粋な気持ちに衝き動かされた午前3時の僕はほとんど無意識のうちに米大手検索サイトの日本向けサービスで「女子大生」「助けて」と検索していた。するとどうだろう。困り果て救いを求めている女子大生たちが大勢いるではないか。僕は今までこの声を聞き逃してきたのだ。本当に、本当に、申し訳ない。こういうとき誰に謝ればいいのだろう、そういう人生において必要なことを教えてくれない学校に意義はあるのだろうか。その掲示板サイトは女子大生の他にも女子高生やOLや主婦が悲痛なSOSを発していた。女子大生以外に救いの手を差し伸べる義務や義理は僕にはない。残酷な言い方になってしまうが僕の目の届かないところで自力で頑張ってほしい。

 

一人の女子大生が悲鳴をあげていた。「横浜住みの学費に困っているLJD21歳です。意味わかる人助けてください」ラスト女子大生からの文字通り意味のわからないSOSメッセージからは必死さがうかがえた。一人の人間として見捨てられない。すかさず僕はメールした。そのメールアドレスはauキャリアメールだったので僕はそのLJDを情報弱者と判断した。困り果てたあまり精神の余裕を喪失しているのだろう、彼女は「とりまダラメなしで即決したいのと詐欺防止のためにLINEでやり取りをしたい」と申し出てきた。これだから情弱は。LINEはもはや現代人の生活を支える大切なインフラ。そのアカウントを見ず知らずの女子大生に易々教えるわけがない。僕はLINEの代わりに自分の携帯番号を教えた。

 

続けざまに届いた彼女からの「2時間2万円でお願いします」というメールの文面は僕をひどく悲しくさせた。僕は誇り高い中間管理職、課長だ。家の清掃。家庭教師。運転代行。どのような助けを望んでいるのかわからないが、僕の2時間をたった2万円で買収しようとは、随分と安くみられたものだである。それに僕は純粋に女子大生を助けたいだけなのだ。金をもらうわけにはいかない。僕は金はいらないと申し出た。「えっ何で?意味わからない」金は貰えない。なぜなら僕は君を助けたいからだ。「意味がわからない」 世の中は金じゃない。「お金がすべてですよ」違う。僕がそれを証明する。だから金はいらない。「マジでキモイ」

 

彼女のメールアドレスで検索をかけてみると、相当困窮しているらしくいろいろなネット掲示板でSOSビジネスを展開していた。ある場所では中古下着販売ビジネス、また別の場所ではプロマイド販売ビジネス。商取引に信頼感を得るためにいちいちアッピールする《成人済み》の四文字が無理に背伸びをしているようで悲しかった。しかし、ビジネスとしてはどれも酷く拙いものだった。僕は20年の営業経験で身に付けた商売のノウハウを授けた。サンプルがないのは絶対にダメ、商品を渡す前段階でのアマギフ先払いでは顧客のハートは掴めない、なぜプロマイドを売るのに顔の上半分隠していてはダメだ、それらを一方的に送りつけた。フェイスブックで彼女のメールアドレスを検索したら神奈川県のヤンキー学園を卒業されたヤンママのページが出てきた。赤ちゃんビジネスもやっているのかもしれない。

 

彼女からの連絡は途絶えてしまった。でも僕は信じている。彼女は今自分の力で這い上がろうと戦っているのだと。いつかそう遠くない未来、彼女は僕に電話をかけてくるだろう。それが僕へ救いを求めるものなのか、感謝を伝えるものなのか、わからない。願わくば後者であってほしい。だが僕は知っている。彼女は救いよりも父親の存在を望んでいることを。その証拠に彼女は様々な場所で父を欲し、父性を求めていた。パパ募集。パパ募集。パパ募集と。父親を求め、父性を欲する彼女の強い願いが種無しの僕を父親へ生まれ変えてくれるかもしれない。(所要時間28分)

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