Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

学歴コンプレックスは最高にみっともない。

僕の知人で絶望的にモテない男がいる。彼は、外見、収入、学歴にモテない原因を見出そうとしている。青年であれ、オッサンであれ、モテない人のほとんどは、悲観的で、ジメジメして、いかにもモテない言動をしており、悲しいかな、それがモテない原因になっていることに気付いていない。外見が劣悪だから…Fランなので…つって本質を見つめようとしないからますますモテない。非モテスパイラル地獄。私見だが数多のコンプレックスのなかでも学歴コンプレックスがいちばんみっともないと思う。見苦しい。きっつー。たとえば日本の大学に入るのに特別な才能、天才は必要ない。相応の努力を積み重ねれな相応の大学に入れる。言いかえれば、学歴コンプレックスは自分の努力不足を棚にあげていることだ。だいたい、学歴コンプレックスを抱えている人は、何と戦っているのか僕にはわからない。時間を司るクロノス神とでも戦っているつもりなのか。どう足掻いたところで過去は変えられない。仕方がないのだ。努力不足の過去は死ぬまでつきまとってくる。どこかで折り合いをつけるしかない。つまり、学歴コンプレックスの見苦しさは己に落とし前をつけられないウジウジにある。そもそも学歴は万能ではない。Fラン大学からエリート官僚になるのは無理かもしれない。でも、それが、何だというのだ。戦い方はいくらでもある。人生というのは、テストではかれないところに面白みがある。東大出のエリートをうらやむだけの惨めな人生を送るか、自分に折り合いをつけた人生を生きるか、それしかない。見方を少しかえてみれば学歴なんて大したことはない。テストで人間の面白さや魅力はかれないのだ。東大出で頭がキレキレで魅力的な人もいるし。そうでない人もいる。Fラン出身も然り。学歴コンプレックスは勝手に人生カーストをつくって己をそこに当てはめている独り相撲、あるいはわざわざ不自由を選んでいるように思える。本当に出来る人、モテる人は学歴アッピールをしないものだ。「偉そうに!」「何を言っているんだボケ!」「慶応義塾大学嫌いの貴様こそコンプレックスの塊ではないか!」という声が聞こえてきそうなので、弁解させていただくと、たいした努力をしてもないのに、他人様から後ろ指を指されるような大学に進学せずに済んで本当に良かったと思っている。もしギャルからバカにされるような学歴だったら僕は生きていけない。学歴を理由にキャバ嬢にポッキーゲームを拒否されたら…そんな人生、僕にとって意味はない。そこそこ出来る頭脳を僕に与えてくれた両親には感謝している。僕個人の人生はさておき、学歴みたいな他人が定めたクソ基準におさらばして、自分基準でクールに振る舞う、そんな生き方が大事だと僕は思う。(所要時間12分)