Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

我々労働者は断固としてオッパイを要求する


 3年ほど努力したつもりだが、彼の者に叡智を授けることは出来なった。


 2年前。3月上旬の会議。僕は目標の9割5分を達成していた。部長は「予算未達成だな。期末まで死ぬ気でやれ。自分の置かれた立場がわかっているのか?」と言って僕を叱責した。会議終了後、部長から誘われ、居酒屋の暖簾をくぐってビールを飲んだ。つまみは板わさと枝豆と焼きそば。割り勘だった。


 1年前。3月上旬の会議。僕は目標を2割増しで達成していた。部長は「お前、予算というものがわかってないのか?ただ数値を伸ばせばいいというものじゃないんだぞ。予算以上の数値は会社に負荷になっているんだぞ。自分の置かれた立場がわかっているのか?」と言って僕を叱責した。会議終了後、部長から誘われ、居酒屋の暖簾をくぐってビールを飲んだ。つまみは板わさと枝豆と焼きそば。割り勘だった。


 今年。3月上旬の会議。僕は目標数値をきっちりと達成していた。部長は「お前、予算通りの仕事をするだけでいいと思っているのか。予算を達成した後も売上と利益を伸ばして会社に貢献しなければ駄目なんだ。自分の置かれた立場がわかっているのか?」と言って僕を叱責した。会議終了後、部長から誘われたが断って、近所のキャバクラをググってビールを飲んだ。つまみは無意味に露出度の高い服を着た女の子の谷間。肉の姿が見当たらない焼きソバが5千円もした。「アーンっ」て食べさせてもらったらヨシとするのが大人のマナーってCMでしょこたんが言っていたような気がするからギザ納得プライス。無論、領収書を切った。


 部長は完全に誤解している。僕に必要なものは飲みニケーションではなく揉みニケーションだ。僕はオッパイによってのみ癒される。そういった僕のアイデンチチーを汲み取れるようになると、君もいい部長になれる可能性がコンマ1くらいはあるかもしれない。女の子とお話ができた喜び。オッパイを眺めることができた喜び。そんな小さな喜びと時間の経過が、領収書を会社で落とせなかった悲しみを僕の脳裏から消し去っていくことだろう。もやしがやけに多い高級焼きソバ美味しゆうございました。やけに焼酎の濃い緑茶割り美味しゆうございました。イエス!オッパイ!ゴー!ゴー!