Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

日記

或る恩人の死によせて。

生きるというのは自分の居場所を見つけて維持することではないだろうか。その目的のために人は働いたり学んだりする。人生ってやつをシンプルに分解すればそんなもんだろう。失業期間中、普通に働いていてはなかなか見ることの出来ない昼間の街とそこに暮ら…

再就職を果たした僕に神様が起こしてくれた奇跡。

8ヶ月に及ぶ壮絶な失業期間を経て再就職し、働きはじめてから1週間経過。前職と同業界だが、運輸業、外食業とブラッキーになりがちな業界の底辺を渡り歩いてきた僕にとって初めてのマトモな会社だ。駐車場に痛車が1台停められているのが不安かつ不穏では…

仕事はじめました。

仕事が見つからないので仕事をはじめた。現在従事している駐車場バイトは、時給930円、8台という収容台数の少なさ、天候に左右されてしまう等々、男子一生の仕事にするには不安要素が多すぎた。金を出しているので起業になる。実をいうとちょっと前からはじ…

事故被害者なのに加害者から謝罪を求められている。

示談金だか、慰謝料だか、治療費だか、名称は知らないが、それなりの大金を手に入れる見通しがついた。昨年8月の交通事故で堕った全治2ヶ月の左脛骨高原骨折、リハビリ6ヵ月の怪我に対する相手方からのマネーである。この件は、法律の専門家の先生に一任し…

バイト生活の僕に向けられた、妻の厳しすぎる言葉を分析してみた。

アルバイト、中ジョッキ、中ジョッキ、アルバイト、中ジョッキ、アルバイト、中ジョッキ、そんなハードな一週間を過ごしていたら「いいかげん君には飽き飽きしました」と妻に言われてしまった。マイッタナー。愛想を尽かされたかもしれん。来月から正社員に…

僕に愛想を尽かした妻が軍事行動を開始しました。

「立場が人を変える」とは本来、どんなボンクラでもそれなりの役職に就けばそれに伴う責任感や重圧によってそれなりの仕事をするようになる、というポジティブな意味を持つフレーズだが、部長職を捨てて会社を辞めた僕の周りにいる人たちの、おぞましいばか…

元社畜の僕でもドン引きする「ヤバくなったら逃げろ」と若者に助言するパイセンの無責任

学校を卒業して社会人になるときのハードルの高さの正体は先に社会に出ている大人のメンツの大きさではないだろうか。パイセンのメンツを守るために「仕事だから」「それくらいググっとけよ」つって新社会人に無駄な緊張と努力を強い、最悪、ウツ発症。無理…

21世紀枠での採用が決まりました。

「希望の仕事が見つかるまでの繋ぎでいいや」という春らしい浮ついた気持ち。求職活動をしているという家族へのアッピール。暇つぶしに冷やかし。酒代。そういう諸々の理由からアルバイトの面接を受けてきた。時給1,000円+歩合給の新規開発営業の仕事の面接…

めでたく空前絶後の試用期間内退職となりました。

営業部門のリーダーというニンジンを目の前にぶら下げられ、研修という名目で社員食堂の時給935円の洗浄パートとして働くこと苦節4週間。先輩おばはんパート、ミーシャの執拗な嫌がらせに耐えられたのは「桜が咲いたらバイバイキーン!」という明るい未…

営業部長から皿洗いパートになった僕が現場のおばちゃんから教わったプロ意識が凄すぎる。

今、僕は社員食堂で時給935円のパートとして働いている。《営業部門の責任者》というニンジンを目の前にぶら下げられ、研修という名目で、慢性的に人手不足の地獄現場に送り込まれたのである。営業としてのプライドはないのか。生粋の社畜め。43歳がっ…

夫婦滅亡の日まであと1日となりました。

何を隠そう明日平成29年2月8日は夫婦滅亡の日である。年末。「今度会うときは客だ」と捨て台詞を残し、家族に相談もせず、何の展望も計画もなく、ボスとの美しい罵り合いを経てめでたく怨恨退職した。わずか半日で営業部長から無職に身を落とした僕を家…

私をハロワに連れてって

会社を辞めて2週間。おかげさまで毎日サンデー、家事や実家の庭いじりに追われる充実の日々だ。その一方で、悲しいがカネの切れ目が縁の切れ目なのだろう、家族や旧知のキャバクラ嬢、かつての同僚からは着信拒否等々冷たい仕打ちを受けている。人はどこま…

退職金が出なかった。

会社を辞めて1週間。相談も計画もなく勢いで辞めた僕に、当初、妻は「キミの人生だから好きにすればいい」と、それなりに支持してくれていたのだが、時間が経ち、「次」を考えていないこと、退職金がないこと、賞与が支給されないことが明らかになるにつれ…

真っ暗闇

リストラ、残務処理。部長になってから嫌なことばかりさせられていて体調が優れない。ドンストップ血便。白血球減少中。ただ、心身を犠牲にしてリストラマシーンになりきったおかげで会社はまだ潰れていない。頑張ってくれている従業員の皆には本当に感謝し…

暗闇

会社に怨念が渦巻いているおかげでドライかつビジネスライクに仕事が出来るようになった。ありがとう神様。怨念サイコー!!などと浮かれてばかりもいられないのは、僕が作成した覚えのないドキュメントがいくつか僕の名前で社内に出回り、上層部に届いてし…

毎日の朝礼で社員の自主性が劇的にアップした話

朝礼とは何だろう?教育訓練の一環だろうか、それとも、情報共有の場だろうか、はたまた、モチベーションアップの機会だろうか、公開処刑場だろうか、いろいろ考えてみてたが苦節20年でやっと一応の結論にたどり着くことが出来た。朝礼とは良くも悪くも自分…

納豆が食べたい。

妻が朝食に納豆を出さなくなって久しい。このような一文を書くと「炊事を女性に押し付けている差別主義者め。報いを受ければいい」とフェミィ意識の高い方々が言ってくるので、わざわざご説明差し上げるが、我が家は炊事については朝食は妻、夕食は僕という…

事故に遭ってから3ヶ月が経ちました。

泥酔老人自転車爆弾の直撃を喰らい左膝関節に全治6週間の怪我を負った交通事故。あれからちょうど3ヶ月。予定通りに進んでいることもあればそうでないこともある。予定通りは左膝の骨がくっついたこと。その一方、膝の状態は回復していない。歩行は可能だ…

「君は新垣結衣さんと比べても魅力的だよ」という褒め言葉は不快らしい。

いい加減なことが嫌いな性格なので何かを伝えるときは出来るかぎり数値的なものを示すようにしている。今回もその原則に基づき妻の機嫌を取るつもりで「君は新垣結衣様の1万分の1くらいに魅力的だ」と褒めたはずだが気分を損ねてしまった。「宣戦布告ですか…

社内で窮地に立たされている。

窮地に立たされている。どういうわけか競合他社へ移るよう社員を扇動しているとボスに疑われているのだ。断じてそんなことはない。愛社精神など持ち合わせていないが、競合他社へ推薦できるほど能力のある人材はいないし、そのような人物を推薦したら僕の株…

「興味ない」にキレる人について

どうしても興味を持てない話は「興味がない」と言って打ち切るようにしている。時間とカロリーの無駄だからだ(プライベートのみ。ビジネスは別)。そんな僕のスタンスを苦々しく思う人の存在に気付いて大変驚いている。キレられたのだ。否定されているよう…

VRはレス夫婦を救えるか?

週末婚なのか、それとも、終末婚なのか、わからない。毎週末、妻が実家に帰ってしまう今の状態のことだ。ただひとつ言えるのは、妻とのあいだに一度も合体グランドクロスがないということ。だが、希望はある。僕は今話題のVRが合体グランドクロスへ導いて…

退職カードを切って会社に戦いを挑んでみた。

今夏、部長に昇進し、課長時代よりも大きな責任を負って仕事をしているわけだが、《会社の経営が良くなるまでしばらく昇給は見合わせ》という非人間的な扱いを受けている。しかも、規程どおり課長手当はカットされてしまったので、結果的に課長時代よりも手…

学歴コンプレックスは最高にみっともない。

僕の知人で絶望的にモテない男がいる。彼は、外見、収入、学歴にモテない原因を見出そうとしている。青年であれ、オッサンであれ、モテない人のほとんどは、悲観的で、ジメジメして、いかにもモテない言動をしており、悲しいかな、それがモテない原因になっ…

リストラという名のやりがいある仕事を紹介します。

会社からリストラを任されているけど、斬鉄剣で社員を左から右へシュパパーンって切るような心の無いリストラ・マシーンにだけはならないように気をつけている。うん。僕はリストラ執行人、正義の味方リストラマン。リストラマンになる前はずっと営業マンと…

青森の写真コンテストのこと

青森の写真コンテストで最高賞内定作品が被写体人物が撮影後自殺していたことを理由に内定を取り消されたらしい。遺族の了承もあったというのにだ。父を同じ形で喪っている僕はあまりにも自分の記憶と被ってしまって、またかよってなってしまった。父の死後…

初対面の女性からいきなり連絡先を教えられた。

何しろ初めてだったのだ。宗教の勧誘とはいえ、初対面の、それも20歳前後の美しい女性から携帯番号を教えられたのは。「個人の携帯です。いつでも連絡をください」。少し佐々木希に似ている宗教ガールの声はカピカピに枯れた僕の心と海綿体を潤してくれた…

「聖域なきリストラ」という名の地獄

会社、女子大、PTA…あらゆる組織に『聖域』は普通にあるものらしい。それこそ空気のように。今、その聖域とやらが僕を悩ませている。2ヶ月前よりトップダウンで事業全体の責任者になり聖域なきリストラの断行を命じられている。ボスの言うことを信じるな…

起業のために大学を辞めた君を僕は信じてる。

大志を抱いて大人たちに逆らって挑戦する若者たちのしくじりを目にするのはいつも悲しい(^ ^)。やりきれない。歴史は繰り返されるものでございまして、レールのひかれたツマラナイ人生を拒絶して起業のために大学を中退した石田君(仮名)が居候先の大学生か…

プロ小説家志望の独身中年ニートから夢を追い続けることの大切さを教えられた。

20年。僕のサラリーマン生活も随分と長いものになってしまった。決して短くはないサラリーマン生活を送るうちにいつの間にか忘れてしまった《夢を見ることの大切さ》をある一人の中年ニートが僕に教えてくれた。告白しよう。僕は夢を追うという名目でマト…