Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2016-01-01から1年間の記事一覧

渡部陽一「戦場カメラマンの仕事術」を読みました。

おそらく日本で一番有名な戦場カメラマン、渡部陽一さんが仕事の進め方にスポットをあてて書いた本。エッセイとジャーナリストとの対談集の二部構成。すごく面白かった。僕はもともと開高健さんの一連の戦場ルポタージュの大ファンでその理由は本当に戦場に…

幸せの青い鳥は見つからない。

2008年1月4日という日を覚えているだろうか。覚えていない人が多いと思う。慌ただしすぎる毎日はどんなことでも風化させてしまうものだ。2008年1月4日。それは僕がナチュラルにスタンディングした最後の日だ。その日を境に僕はマイナスの方向に…

しっきー氏による批判記事への対応

http://blog.skky.jp/entry/2016/04/19/211712しっきー君。今回の件、少々驚いたけれど僕は何とも思っていないので気にしないでほしい。他の人はどうあれ僕は自分のことしか考えていないので、他人にどう思われようと一向に構わないし、同じように他人様の考…

フミコフミオ、その悪意と業についての自己弁護

嫌な顔をされるのが大好きで人様から嫌な顔をされるように生きてきた。その因果だろう、平成28年4月21日現在、何もかもがうまくいかない。転職がままならないだけではない。同僚から仕事の評価を求められて「頭悪いね」と正直に評すればピュアに頭が悪…

我輩はゲスである

流行り言葉を使いすぎるのも考えものだ。今なら「ゲス」や「格差」がそれに当たるのだけれども、条件反射的に使うのは本当にカッコ悪いなあ、ダサいなあ、イモいなあと思う。なんでもゲス。とりあえず格差。乱発されるMK5。うざすぎるぷんぷんビーム。「…

「争わない」という戦い方について

会社が持ビルを売却して大変ショックを受けている。一刻も早く逃げ出さなければならぬ。そんな焦りを感じている。その焦りは「会社ヤバい」というありふれた危機感からではない。テナントで入っていたキャバクラに社割いわゆる社員割引で行けなくなるという…

花束を君に

当たり前の、何気ない、毎日の暮らしこそが尊く、美しい。そんなことに気づくのに40年もかかってしまった。今、僕は忘れてしまいがちな、素晴らしくもありふれた生活に花束を贈りたい。そう、マジで思っている。 今日、会社を休んだ。普段より遅い朝でも、…

胎教をはじめた。

胎教をはじめた。まだ見ぬ我が子にクラシック音楽やヒーリング効果のあるミュージックを聞かせるのだ。子供の健やかな成長のために。42才の現在まで神童と言われ続けている僕と比べられても恥ずかしくない、授業参観で鼻高々になれる子供であってほしいと…

42才、転職失敗のリアル

認めたくないが転職に失敗したらしい。最後の希望、返事待ちになっていた会社からお断りのメールが届いたのだ。お約束の「今回はご縁が…」メール。ピュアな僕はその文面を信じて「今回というなら次回がありますよね。いつでしょうか?」と返事を出しておいた…

保育園開園断念のニュースを聞いて思ったこと

「保育園落ちた日本死ね」以来、皆、保育園について熱くなりすぎてやしないか。そんな最中に飛び込んできた《「子供の声がうるさい」と近隣住民から反対を受け保育園開設断念@千葉県》のニュースは、僕をひどく残念な気分にさせた。残念だったのは開設断念…

結婚はつまらない。

結婚すると喜びと悲しみは2分の1になる。これは僕の持論であり「結婚どう?」とくだらない質問をされたときのお決まりの答えでもある。だが現実をありのまま真摯に答えているのに「そんな言い方をするもんじゃない」「人でなし」と若干非難されることが多…

何のためにブログを書いているの?

ブログを書く理由やブログに係る収益を発表する人が増えた。誰に頼まれたわけでもなく、自発的に発表しているのだから驚いてしまう。以前は、といってもたかだか数年前だけれども、誰もやっていなかったはずだ。理由や収益は存在していた。ただコンテンツと…

東京も田舎もありえない。

「母さん。東京と田舎では、はたしてどちらが生活しやすいのでしょうね?」そういう文章の罪は意味がありそうでまったくないところにある。なぜなら生活において何に重きを置くかは個々の価値観によりけりなのでどちらか一方が優れていると決めることは出来…

コンサルタントが会社を滅ぼすってマジかも

昨日、社長が闇コネクションを活用して召喚したITコンサルタントと会社ウェブサイトリニューアルについての打ち合わせをした。現在ウチの会社ウェブサイトの閲覧者は月千人に満たない。コンサルタント召喚は惨状を嘆いた社長の、1日経てば忘却される思い…

「意識が高い」とはどういうことか。

謝らなければならないことがある。かねてより僕は「意識高い人は特別に意識が高いわけではない。彼らは他の全能力が低いので相対的に意識だけが高く見えているにすぎない」という説をとなえてきた。意識が高いのではなく高く見えているだけだと。これは「意…

同僚たちの退職時恨み節をまとめてみたよ。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とはプロ野球の野村克也元監督の言葉である。敗北の原因を追究することの大事さをあらわした言葉だが、どうだろう?最近は敗北や失敗から目を背けるかのごとく、華やかなサクセスばかりが取り上げられて…

20年間サラリーマンをやってきた僕が新人に伝えたい108のこと

まことに僭越ながら、今春から新しい環境に飛び込む人たちにいくつかお伝えしたいことがある。「社畜風情が何を」と投石しないでほしい。石の上にも三年という言葉があるくらいだから、うだつがあがらなかったとはいえ20年会社員をやってきた僕にも多少は…

乙武さんを擁護したら妻がキレちゃった。

ド派手なゲス不倫を通じて人類の可能性を拡げて見せてくれた乙武洋匡さんには感心するばかりである。しかし乙武さんの行為について妻と話をしてみたところ、男女の違いというべきだろうね、妻は感心するばかりの僕とはまるで正反対のスタンスであった。許せ…

インターネットで快適にやっていくために僕が考えていること

《意見には良いも悪いもない》それを忘れないことがインターネットで快適に生きていくのに必要なのではないかと考えている。意見には同じものや似ているものから正反対のものまで多種多様なものがあるが、それらは良い悪いで判断されているのではなく、自分…

リスクをとらない人の文章がマジで面白くない理由

この日記こそがまさにその典型といえるのだけれど「リスクをとらない人の文章は面白くない」という内容の非常に面白い文章がタイムラインに流れてきたので読んだ。北条かやさんという大変な才媛ライターが書いたブログ記事らしい。告白しよう。僕は人生観が…

転職終わったよー!

僕には理解できないのだけれどイイ話は出来るだけ早くワルイ話はなるべく後回しに伝えようとする傾向が世間一般にはあるように思われる。つまり〆切期限以前に帰ってくる返答というのは基本的にポジティブなものでしかありえず、それが早ければ早いほどポジ…

転職できそうです!

転職決まりそう。これもすべて乙武洋匡さんのおかげである。昨夜行われた面接。待合席にいた僕は、車両故障で止まってしまった満員電車の中で下痢になったときのような、痛み、焦り、脂汗の入り混じった緊張に襲われていた。そんな僕を救ってくれたのがスマ…

トイレットペーパーで妻と口論になりました。

「ヤリ友とヤリモクで会ってきますー」と言い残して出かけて行く妻のやましい姿を想像しその背中を忸怩たる思いで見送ったのは平成28年3月21日振替休日早朝のことである。何を隠そう妻は片倉 景綱推しの歴女。その日は同じ趣味をお持ちの方と槍見物。共…

どうしてブログでお金を稼がなければいけないの?

「ブログで稼ぐ方法」や「ブログの収益性を上げる方法」について語る人は多いのに、「なぜブログなのか」「どうしてブログで稼がなけばならないのか」について語る人が見当たらないのが不思議でならない。「自分の経験に付加価値をつけたい」「価値を共有し…

真・エア社員がやってきた

慢性的な人不足に加え、それを解消しようと既存の社員より遥かに好条件の求人を広告やハロワに出していたことが社内掲示板への匿名社員のタレコミによって発覚したものだから「行くアテないから」「めんどくさい」なんつーポジティブな理由で退職金制度がな…

まおとこが あらわれた!つうこんの いちげき!

振り返れば5年前まで僕は他人が汚した便器の始末をするような人生を送っていた。たとえば友人の家に集って酒を飲んでいるとき、尿意を催してトイレに駆け込むときまって便器には誰かのウンコがこびりついていて、トイレの神様なんて信じちゃいないけれど僕…

「評価し終えること」の重要性について。

かねてより自分を評価することがマジ大事クソ大事だと考えていたけど、その考えはますます強くなるばかりである。評価するだけではなく、評価しきることが大事で、必要なのだ。仕事ならば、どんな職業であれ自分のやった仕事をリリースする前に徹底的に評価…

ショーンK氏の件を受けて自分の犯してきた学歴詐称を猛省し公開することにした。

テレビショウでコメンテーターをしていた経営コンサルのショーンKさんが学歴その他を詐称していたことが大きな騒ぎになっている。僕は彼のいる席を芸人枠ととらえていたのでケンコバが「獄中出産で産まれた」と語るのと同じじゃん、面白いなーぐらいの感想…

五十才男性から「死にたい」と真顔で言われて困ってる。

彼は待ち合わせの喫茶店で僕と顔を合わせるなり「マジで死にたくなった」と言ってきた。きっつー。半年ぶりに会った彼は、幸だけでなく頭髪までも薄くなったせいで、実年齢よりもえらく老けたように思えた。彼は五十才の元同僚で、昨秋、イケメン要素、才能…

有料noteに絶望しました。

実は先週より有料noteを公開しているが今後どうしようか悩んでいる。このテキストはその苦悩の理由と有料noteの抱える問題点を明らかにするものである。 note.mu 僕が有料noteをはじめたのは、有料ならではのクオリティの高いコンテンツや読んでいただく方々…