Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2019-01-01から1年間の記事一覧

僕の子供が宿題拒否不登校ユーチューバーになったら。

「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー 沖縄から世界に発信「ハイサイまいど!」(琉球新報) - Yahoo!ニュース宿題拒否不登校ユーチューバー(沖縄在住/10才)が物議を醸しているけれど、別にいいんじゃないか、というのが僕の感想である。これ…

時代が変わっても芽生えてくる生きづらさの蕾について

平成から令和になった瞬間、世間ではお祭り騒ぎをしている方々もいたようだが、我が家は就寝中であった。奥様はガチ寝。僕はウソ寝。なぜ僕がウソ寝をしていたのか。平成最後の夜に、平成という時代を自分なりに総括しておきたかったのだ。奥様は「元号が変…

天皇陛下のカレーライス

平成になったころ、私は学習院大学に勤めており、皇太子殿下は大学院生であった。学生の間では「あのまずい学食のカレーを、ご飯だけは一粒たりとも残さず召し上がるお方」として有名であられた。帝王学とはそういうものだろうというのが、それ以来、先入観…

大型連休中に出勤して会社の闇を見つけてしまった。

世間は絶賛大型連休中、僕が勤めている会社も原則10連休だ。原則というのは残酷な言葉で、なぜ残酷かと申し上げると、その陰には原則でない哀しい存在が予感されるからである。中間管理職の僕は、部下を休ませるために出勤していた。孤独ではない。僕と同じ…

リストラを打ち出している企業グループの末端が悲惨すぎて言葉を失った。

前職で大変お世話になっていた会社が廃業した。当時の担当者と会うことになったのは、「頼みごとがある」と連絡があったからだ。10年前、食堂リニューアルの際、僕は、コンサル的な立場を任されていた。久々に訪れたその会社はラインが止められていて静かだ…

令和を生きる若者をモザイク越しに見守りたい。

令和を生きる若者は大変だ。迷ったり、試行錯誤する時間や機会が奪われているように見えるからだ。あらためてそう思ったのは、仕事でしくじった若手が、50代後半のベテラン社員から「ネットでちゃんと調べたのか!俺の若い頃はさー!」と叱責されているのを…

大型連休を取得するための残業は必要悪である。

大型連休が近づいている。今、僕が勤めている会社は、一部の例外を除き、原則10連休である。連休前に片付けなければならない仕事。目途を付けておかねばならない仕事。休みが明けたとき速やかに始められるよう準備を終えておかなければならない仕事。そう…

義父が倒れた。

義理の父が心筋梗塞で倒れた。信金へ金策の相談に行く途中で胸の痛みを訴えて、病院に担ぎ込まれたのだ。義父は80近くの高齢だが、健康が服を着て歩いているような人で、心筋梗塞の前兆もなかったので驚いてしまった。現在はICUから一般病棟の四人部屋へ…

ロスジェネ世代が失ったのは生きている実感ではないか。

就職氷河期世代が「人生再設計第一世代」に名称変更、SNSでは「言葉遊びか!?」の声も(AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース「ロスジェネ世代」が「人生再設計第一世代」へ名称変更するらしい。ふざけているのだろう。いや、ふざけているのだと信じたい。もし本気…

SNSで子育て写真を見るのが楽しくなった。

我がことながら驚いてしまう。昨年くらいから、知人によってSNSやインスタグラムにアップされた子供の写真を見るのが楽しみになっているのだ。もちろん、僕がインスタグラムに求めているもの第一位が、グラビアアイドルやレイヤーのセクシー画像であるこ…

新人が居眠りするのは個性らしいよ。

昨日の帰り際、「相談に乗ってほしい」と同僚(管理系部署の長)から酒に誘われた。相談は爆弾である。ロクなことがない。だが断れなかった。今後、仕事上で頼みごとをする際に「えっ、相談に乗ってくれなかったのに、要求はするの?」と嫌味を言われてやん…

「当社はフラットな人間関係をウリにしています」に垣間見た責任感地獄。

ちょうど2年前の今頃、再就職を目指していた僕は、地元の、とある小さな会社の面接を受けた。その席で、人事担当者から「ウチのウリはね、会社自体は小さいけれど、ちょっと堅苦しい言い方だと『社風』っていえばいいのかなー、人間関係に上下なくフラット…

仕事中にスタンドが見えるようになった。

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン 1 (ジャンプコミックス) 作者: 荒木飛呂彦 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2000/05/01 メディア: コミック 購入: 1人 クリック: 101回 この商品を含むブログ (56件) を見る スタンドが見えるようになった。…

入社8ヵ月で管理職になって1年、出来たこと出来なかったこと反省も含めて全部話す。

昨年4月に現職(食品関係会社の営業部長)についてちょうど1年なので振り返ってみたい。数値/ノルマについては、おかげさまで預かっている部署の数値目標はクリアすることができた。売上と利益については(細かい数字は出せないが)ノルマの130%弱達成…

突然、部下が会社を辞めたときに上司が反省すべきこと。

先日、部下が退職代行サービスを利用して退職した。平均的な能力を持ち、そこそこ有望な若手社員であったホープ君の退職は、少々残念である。彼の退職については、上役として僕も思うところがある。社長からも経緯の報告を求められるだろう。きっつー。ホー…

20年間引きこもっている友人の母親に会いました。

小中高と同じ学校に通っていた友人で、大学卒業後、約20年間家に引きこもっている奴がいる。Fだ。新卒就職後すぐに心身を壊してしまったのだ。数年前、偶然会ったとき、とっくに切れてしまっている高校や中学時代の知り合いの名前を出して「あいつは今何…

犬は知っている。

取り返しのつかない過ちなんてない。失敗Aは成功B、成功Cの2つで取り返せばいい。その繰り返しが人生だ。取り戻せないものもある。時間だ。個々に与えられている時間は少ない。だから、無駄な時間なんてないし、無駄になんて出来ない。それくらい貴重な…

退職代行、被弾しました。

若手期待のホープ君が退職代行サービスを利用して、姿を消してから、一週間になる。退職代行サービスの存在を知ったとき「そんなものまで代行するのかーなるへそなー」と他人事と思っていたのに、まさか、自分が被弾するなんて。ホープ君とサシで飲んだとき…

部下が退職しました。

若手のホープから、仕事のやり方に注文をつけられてしまった。彼の言葉を借りれば「リスペクトに欠けていてビジネスライクすぎる。冷たすぎる」。昨夏、ベテランが辞める際、慰留もせずあっさり辞めさせたこと、従来のやり方を急激に変えてしまったことに不…

最近の若い人たちが成長することに必死すぎる。

僕の狭い観測範囲の話なので、一般的な事実と乖離していたら申し訳ないけれど、最近の若い人たち(30代くらいまで)は成長することに必死すぎるように見える。もちろん、成長することはいいことである。成長を目的のひとつにすることも否定しない。ただ、…

ささやかな誇り

45才。気付けば父の年齢に並んでいた。父は20数年前の初夏の日に、突然、死んだ。自死だ。理由はわからない。永遠にわからないだろう。10代の終わりだった僕は、一時期、父の死の突然さとその理由がわからないことに責任を覚えて、父がなぜ死んだのか…

バイトテロはワンオペで解決できる。

食品業界の片隅にいる僕が「飲食店アルバイト不適切動画」問題について全部話す。 - Everything you've ever Dreamed飲食店バイトの不適切動画問題(通称/バイトテロ)について、先日こんな文章を書いて、その原因を、「手待ち時間や閑散時間帯が暇すぎるか…

なぜ仕事を断ることに罪悪感を覚えるのか。

「仕事を断ること」も、営業の仕事である。断る理由はいろいろある。今、僕の勤めている会社では、「商談を進めている相手に、社会的によろしくない団体との付き合いが確認された」とか、「商談相手が倒産寸前の財務状況であった」という論外をのぞけば、「…

ルートポート著『会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか』は、先行きの見えない近未来と人間に希望が持てるようになる現代の「プロジェクトX」なのでみんな読んでくれ。

会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか 作者: ルートポート 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/02/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 会計ブロガー/ルートポートさん (id:Rootport)が執筆した『会計が動…

ワークライフバランス最大の敵は人間のエゴである。

「ワークライフバランス」と「ライフワークバランス」とが僕の頭の中でゴチャゴチャになってしまっている。というのも、毎日のようにボスから、従業員のワークライフバランスへ配慮しろ、ワークライフバランスを配慮しろ、配慮しろ、と毎日言われ続けた結果…

元給食営業マンが「一食2673円」高すぎると話題の横浜市「ハマ弁」を考察してみた/2019年冬

こんな記事を見た。 www.kanaloco.jp 横浜市の市立中学校の希望者向け配達弁当「ハマ弁」1食当たりの公費負担額が2017年度で2673円だったそうである。2016年は1食あたり6313円だったので1食あたり3640円分、改善されたとみるべきなの…

「何ものにもなれなかった」と人生を振り返る中高年知人に対して「あなたは真剣に何かを目指したことあるのですか?」と詰問しました。

中高年知人から「何ものにもなれなかった」という人生の評価を聞かされたので、「真剣に何かを目指したことがあるのですか?」「何もせずに何かになろうとするのは少々図々しくはないですか」と詰問した、という話をSNSに投稿したら、人を傷つけて何が楽…

サロン・セミナー参加経験豊富な僕が見た、オンラインサロンの問題点

著名人による有料オンラインサロンが盛況だ。僕にはちょっと想像が出来ないけれど、そこでしか得られない有益な情報や有意義な交友関係がゲットできるみたいだ。オンラインなのでいつでもどこでも気軽に。率直にいって、スゴイ。今のところ僕には必要ないけ…

食品業界の片隅にいる僕が「飲食店アルバイト不適切動画」問題について全部話す。

またアホがやらかしたのか、という感想しかないけれども、飲食店やコンビニのアルバイトスタッフによる不適切動画が話題になっている。法的な措置を取るところも出てきている。問題への反応も、立場によって「なんでこんなことやるんだ」というモラルの欠如…

「会社から酷い扱いを受けている」と訴える嘱託社員の知人に生きる希望を与えてきた。

「相談したいことがある」と言ってくる人のほとんどは、「私は正しいよね」「間違っているのは向こうに決まってる」という具合に、己の意見や考えの正しさを後押ししてもらいたいだけである。だから、そういう誘いを受けたとき、僕は気持ちのスイッチを切っ…